シェアハウスでの人間関係はとても重要です。ただしシェアハウスの人間関係はシェアハウスによって異なります。
もちろん住人同士の人間関係が良好なシェアハウスほどトラブルが少ないです。
この記事ではなぜシェアハウスの人間関係は重要か、人間関係が良好なシェアハウスの特徴、逆に人間関係が良くないシェアハウスの特徴をご紹介します。
・人間関係が良い、悪いシェアハウスの特徴を知りたい方
・内覧などで人間関係の良し悪しを把握するためのチェックポイントを知りたい方
シェアハウスでの人間関係はなぜ重要なのか
シェアハウスと言えど多くの人は住人同士でコミュニケーションをわざわざ取りたくない方もいると思います。
シェアハウスと言えども基本は1人暮らしのような感じだし、どうでもいいんじゃない?
人間関係が別に良くなくても賃料が安ければ別に構わない。
上記のような声があることも事実です。
ただそんな中、なぜシェアハウスにおいて人間関係が一番重要なのかについてご紹介します。
- ストレスがかかる
- チャンスに出会える可能性
1.ストレスがかかる
まず初めに入居者同士の人間関係が悪化するとストレスにつながります。
隣の騒音を出す人に対してイライラして全く眠れない、、、
ドアの閉め方を注意してから毎日文句を言ってくる。家賃は安くても疲れて仕事に集中できない、、、
人間関係があまり良くないと注意もしにくく常にストレスが溜まっていってしまいます。
たとえ家賃が安くてもストレスによって仕事に集中できずに、給料が下がってしまったら元も子もありません。
ストレスはメンタルだけではなく、集中力やお金などにも影響します。
2.チャンスに出会える可能性
次にチャンスに出会える可能性についてです。
シェアハウスでは入居者同士で人間関係を築いていく中で予想だにしないチャンスに出会すことがあります。
仲のいいシェアハウスの人からご飯をお裾分けしてもらった!
仕事に困窮している中でまさか仕事を紹介してくれるなんて、、、
良い関係性を築くことはシェアハウスの生活の充実度を引き上げてくれる可能性もあります。
シェアハウスでの人間関係はライフスタイルへの影響も大きいです。
人間関係の重要性はわかったけど実際に良好なシェアハウスの特徴ってどんなところなのか?
そこで次に実際にどんなシェアハウスが人間関係が良好なのかのポイントをご紹介します。
入居者同士の人間関係が良好なシェアハウスの特徴
人間関係が良好なシェアハウスの特徴は5つあります。
- ハウスルールが少ない
- リビングが広い
- 入居者が十分に利用できるだけの共有物
- 審査がある
- コミュニティ型
1.ハウスルールが少ない
まず初めにハウスルールの数が少ないことです。
ハウスルールとは「洗濯機は12時まで」などのシェアハウスごとに決めている入居者のルールです。
このハウスルールが少ないことは問題が起こった数が少ないことに比例します。
入居した際にハウスルールが少なくて少し不安だったけど住んでから1年以上トラブルもなく快適に過ごせている。
シェアハウスの問題の大部分の原因は人間関係から引き起こることが80%以上を占めます。
そのためハウスルールが少ないシェアハウスは問題が起こる可能性も低いと予想できます。
2.リビングが広い
次にリビングの広さについてです。
リビングが広いほうが入居者同士でコミュニケーションを取りやすく人間関係も良い傾向があります。
リビングで初めてあった人と会話をしてお互いの趣味もあってとても楽しい時間を過ごせた。
しかし、リビングが狭いとコミュニケーションを取るキッカケもなくお互いのことを理解できません。
自分のシェアハウスは大きなリビングがないので特にコミュニケーションがありません。もっとリビングが広ければ話す機会があって楽しいと思うのに、、、
コミュニケーションがないとお互いへのケアも考えないことからトラブルが発生します。
それが人間関係に関わってきます。
3.入居者が十分に利用できる共有物
洗濯機やシャワー、トイレなどの共有物が十分あることもポイントです。
洗濯機が合計で6台もあるのでいつでも少なくても1つは空いてるから使えないストレスがありません。
入居者の数に対して使える台数が足りていないとストレスやトラブルにつながってきます。
昨日洗濯物を回してて取りに行ったら自分の洗濯物が放り出されてた。使える台数は少ないけど放り投げるのはありえない、、、
ストレスやトラブルは間接的に人間関係の悪化につながってきます。
4.審査がある
シンプルですが審査があることも重要です。
え、、、審査って普通あるもんなんじゃないの!?
そう思うかもしれませんが、たまに審査がないシェアハウスもあります。
審査なしシェアハウスはどんな人でも入れてしまう可能性があります。
そのためトラブルメーカーに遭遇する可能性が高いです。
審査なしシェアハウスに入居できて安心したけど、入居者にマナーのわからない人がいて相当ストレスになってる。
もしもシェアハウスを選ぶなら審査があったほうがいいです。
5.コミュニティ型
最後にコミュニティ型のシェアハウスです。
コミュニティ型とはあるコンセプトを元にコミュニケーションを重視したシェアハウスを指します。
- ドッグシェアハウス
- プログラミングシェアハウス
- 起業家シェアハウス
コミュニティ型の場合は趣味が合う人が集まりやすく作られています。
そのため住人同士の話も合いやすいです。
そのため人間関係も比較的良好なシェアハウスが多いです。
以上が人間関係が良好なシェアハウスの特徴です。
次に人間関係が良くないシェアハウスの特徴をご紹介します。
入居者同士の人間関係がよくないシェアハウスの特徴
人間関係が良くないシェアハウスの特徴は3つあります。
- ハウスルールが多い
- 入居者の年齢層が幅広い
- 管理人が放置ぎみ
1.ハウスルールが多い
先ほども説明した通りハウスルールが多いとそれだけ過去に問題が発生したことを表します。
もちろん洗濯機などの共有部の利用時間など必要最低限の内容が書かれていることは大切です。
ただ「これ普通だったら書いてないよね?」って思われるものがある場合は気をつけたほうがいいです。
2.入居者の年齢層が幅広い
次に入居者の年齢層についてです。
シェアハウスに入居している年齢層はできる限り幅広すぎないほうがいいです。
幅広いと考え方が合わないことからトラブルに発展することもあります。
そのためシェアハウスには一定の年齢制限をかけてるところも少なからずあります。
3.管理人が放置ぎみ
最後に管理人についてです。
管理人の対応がテキトーだとトラブルが悪化します。
それによって入居者同士の関係性が悪化してしまう可能性が高いです。
隣の人の騒音問題をどうにかしてほしいと1ヶ月ほど伝えているのに何も動いてくれない。本人にもずっと伝え続けているので関係性もあまり良くないです。
細かいことではあるかもしれませんが、管理人の一つ一つの対応も大切です。
ここまで人間関係の良い悪いシェアハウスの特徴を把握できたと思います。
ただシェアハウスには挑戦してみたいけどどこを見れば人間関係が良いかどうかを判断できるのか?
入居後に人間関係でトラブルになってしまっては元も子ももありません。
そこで最後に内覧前から入居後に至るまでやって欲しいことをご紹介します。
人間関係のトラブル回避術!内覧前から入居後に至るまでにやって欲しいことリスト
ここでは人間関係を見極めるため3つのシチュエーションに分けてやって欲しいことをご紹介します。
- 内覧前
- 内覧中
- 入居後
まず初めに内覧前についてです。
1.内覧前
内覧前にチェックするものは6つです。
- リビングの広さ
- 審査の有無
- 共有部の数
- 口コミチェック
- 最低入居期間
- キャンペーン利用時の最低入居期間
リビングの広さ
まずはリビングの広さです。
こちらは先ほど伝えた通りリビングはどのくらい広いのかを画像で少しイメージしておきましょう。
ただ内覧してみないと実際の大きさは内覧の時にチェックしましょう。
審査の有無
こちらも先ほど同様に審査の有無を確認しましょう。
もし内覧前に確認できないのであれば内覧の際に確認しましょう。
共有部の数
こちらも上記同様です。
目安は下記を参考までにご参照ください。
10-20人のシェアハウス
洗濯機3台、シャワー2つ、トイレ2つ、リビング1つ30-40人のシェアハウス
洗濯機6台、シャワー3つ、トイレ3-4つ、リビング1つ
口コミチェック
ネット上で内覧しようと思ってるシェアハウスの口コミを確認しましょう。
twitterでも専用サイトでもなんでも良いです。
口コミはリアルなお客様の声を拾うことのできる分析材料になりえます。
最低入居期間
次に入居期間です。
実際入ってみたら違った、、、
上記のようにもし大丈夫だと思っていてもイメージと違うことは多々起こります。
もし入居期間中に退去するということになれば違約金が発生してしまいます。
できる限り最低入居期間は1ヶ月-3ヶ月の間が理想です。
キャンペーン利用時の最低入居期間
上の最低入居期間に加えてキャンペーンを利用した場合もチェックしましょう。
キャンペーンを利用すると最低入居期間が伸びる場合がほとんどです。
キャンペーンを利用してかなり1年以上の入居必須などであったら一旦考えたほうがいいです。
次に内覧中についてです。
2.内覧中
内覧中にチェックするものは4つです。
- 年齢層
- どんな人が住んでいるか
- 入居者数
- ハウスルールの数
内覧の際は内覧同行をしている方に確認しましょう。
年齢層
まず初めに年齢層です。
実際に住んでいる方の年齢層が同じくらいの方がいいです。
年齢が離れすぎているとトラブルが起こる可能性もあります。
どんな人が住んでいるか
次に入居者の性格についてです。
入居者の仕事や性格など自分に合いそうかどうかをチェックしましょう。
ただプライベートなことは言えないところもあるのでかなり細かいところまで聞けない可能性もあります。
入居者数
次に入居者数についてです。
できる限り入居者は多くいない方がいいです。
たくさんいると人間関係だけでなく騒音トラブルなど他の問題に繋がる可能性もあります。
ただサイトに入居者数はきちんと書いているんじゃないの?
そう思うかもしれませんが、リアルな数字ではない場合もあります。
実際に入居者している数を管理人に確認しましょう。
ハウスルールの数
最後にハウスルールの数です。
こちらは内覧の際にハウスに貼ってあるハウスルールなどをチェックしましょう。
もしも見当たらない場合は聞いてみることも一つの手です。
次に入居後についてご紹介します。
3.入居後
入居後にチェックするものは2つです。
- 挨拶をする
- 暇なときはリビングに出てみる
挨拶をする
入居して他の入居者とすれ違ったらきちんと挨拶をする意識を持ち、行動しましょう。
挨拶をしないと結構嫌われます。
そんなことでシェアハウス生活を無駄にはして欲しくはないです。
暇なときはリビングに出てみる
時間ができたらたまにリビングに顔を出してみましょう。
入居者同士で交流することは入居者のことを知り、生活を向上させるためには大切です。
ただ初めての人と話すのは怖いな、、、
と思うかもしれません。
ただ実際はそんなに気にする方はいません。
気楽に話をしてみることがまず一歩です。
まとめ
シェアハウスではあらゆる入居者がいて性格、年齢、趣味嗜好などあらゆることが違います。
そのため人間関係から起こるトラブルは多々あります。
また人間関係が良好なシェアハウスは審査があり、ハウスルールが少ないなどの特徴があります。
逆に人間関係が良くないシェアハウスはハウスルールが多く、入居者の年齢層の幅が広いなどの特徴があります。
ほとんどの方が人間関係が良好なシェアハウスを選びたいと思われるため、内覧時にハウスルールの数の確認などを行ってみるのをオススメします。