シェアハウスにカップルで住む場合の4つの注意点

シェアハウスにカップルで住んでみる場合は普通の賃貸で生活する以上に他の入居者の方のことなど考えることが多いです。

この記事ではシェアハウスにカップルで住む場合の注意点やわざわざシェアハウスに住むメリット・デメリット、もしシェアハウスを探す場合のポイントなどご紹介します。

この記事がオススメな方
・カップルでシェアハウスに住む場合の注意点を把握したい方
・カップルで住む場合のメリット・デメリットも知っておきたい方
・実際にカップルとして内覧する際のチェックポイントを把握しておきたい方
そのためまず初めに注意するべきポイントを4つご紹介します。
この記事を書いた人

かぼちゃの馬車被害者の相談を筆頭に過去に100件以上のシェアハウスオーナーからの相談を受け、事業売却や事業展開をおこなってきた株式会社Livmoの源です。現在不動産経営コミュニティREIBSにも参画。

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シェアハウスにカップルで住む場合の4つの注意点

シェアハウスにカップルで住む場合において注意すべきポイントが4つあります。

  1. シェアハウスに住む意義の明確化
  2. 付き合ってからの期間
  3. 最低契約期間
  4. 2人の間の約束・ルール

1.シェアハウスに住む意義の明確化

まず初めにシェアハウスに住む意義を明確にしましょう。

実際の声
実際の声

他の住人さんとの交流をすることがお互いに好きだから!

実際の声
実際の声

シェアハウスに一緒に住んだことがあって色々支えてくれたことがあったから!

特に上記のようになぜ他の入居者と一緒に住むことをしようと思うのかが大切です。

シェアハウスは共有スペースがあり、全てが2人だけの空間というわけにはいきません。

そのためなぜシェアハウスに住む必要があるのかを明確にしておきましょう。

実際の声
実際の声

もしシェアハウスにカップルで住む意義を明確にしないとどうなるの?

早期退去やカップルの関係性の崩壊に繋がりかねません。

特に多いのがカップルで初期費用を安く抑えたいからという理由だけで入居される方もいます。

ただこの場合、他の入居者とトラブルになって退去につながったりするケースもあります。

だからこそシェアハウスに住む意義は明確にしておきましょう。

2.付き合ってからの期間

次に付き合ってどのくらい続いているかもポイントです。

個人的には最低でも3ヶ月以上は付き合ってる状態の方が望ましいです。

理由としてシェアハウスと言えども一緒に住むことになります。

そのためお互いのことを少しでも理解していないとトラブルに繋がりかねません。

実際の声
実際の声

なんで話を聞いてくれないの?

実際の声
実際の声

もう少しご飯を作ってくれたりしてもいいんじゃないの?

さらにシェアハウスに住むということは他の入居者との共同生活をするということです。

実際の声
実際の声

洗い物の洗い方がとても雑で嫌だな、、、

実際の声
実際の声

隣の部屋のパソコンの音がうるさくて寝れない、、、

共同生活に慣れていない場合はかなり神経を使います。

さらに恋人とも一緒に生活しなといけなくなるとかなり参ってしまうケースもあります。

だからこそ付き合ってからの期間がどのくらいあってどのくらい相手を知ってるかも重要です。

3.最低契約期間

次に最低契約期間についてです。

最低契約期間はできる限り短いシェアハウスを選ぶことをオススメします。

理由としてはもし別れるということになった場合に契約期間内の場合は違約金を支払う必要があるからです。

そのため付き合いたてで1年未満の場合は最低契約期間が1ヶ月-3ヶ月の間のシェアハウスが望ましいです。

実際の声
実際の声

え、じゃキャンペーンは適用しない方がいいの?

キャンペーンは家賃が安くなったりする代わりに入居期間が伸びるケースが多いです。

そのため付き合いたてであるならキャンペーンを利用することはオススメしません

ただ既にシェアハウス経験があったり、ある程度付き合ってる期間が長い場合はキャンペーンを適用しても安心です。

4.2人の間の約束・ルール

最後に2人の間の約束・ルールについてです。

シェアハウスでも賃貸でもある程度の決まり事は作っておいた方がいいと思います。

  • 食事は一緒に食べる。
  • 喧嘩をするなら外でする(他の入居者に迷惑をかけないため)。
  • 毎月の家賃は折半する。
  • もし別れた場合に違約金がかかるなら折半する。

上記のように決まりごとをざっくりでも作っておくと何かと便利です。

実際の声
実際の声

約束・ルールを作らないとどうなるの?

喧嘩やトラブルに発展して、最悪の場合別れることにつながる可能性があります。

さらに他の入居者からクレームが入ると強制退去になるケースもあります。

約束・ルールを作る場合のポイント

もし約束・ルールを作るなら2つのことを考える必要があります。

お互いの望み
これはお互いが望んでいることを書き出して作りましょう。

他の入居者の視点
これは他の入居者に迷惑がかからないようにするにはどう生活するかを考えてみましょう。

この2つのポイントを抑えられると約束・ルール作りは問題ないです。

約束・ルールの強弱

必要最低限のことだけでいいです。

  • お金のこと
  • 喧嘩のこと
  • 食事のこと

全てをルール化するとかえってトラブルやストレスに発展します。

もし作るとしても必要最低限のことのみにしましょう。

ここまでシェアハウスにカップルで住む場合の注意点についてご紹介しました。

実際の声
実際の声

注意点は問題ないです!ただカップルでシェアハウスに住んでどんなメリットがあるんだろうか?

実際の声
実際の声

カップルだったら賃貸の方がいいのではないだろうか?

確かにカップルでシェアハウスに住むってあまり聞きませんよね?

そこで次にカップルでシェアハウスに住むメリット・デメリットをご紹介します。

シェアハウスにカップルで住むメリット・デメリット

カップルでシェアハウスに住むことはメリットとデメリットがあります。

まず初めにメリットからご紹介します。

シェアハウスにカップルで住む4つのメリット

シェアハウスにカップルで住むメリットは4つあります。

  1. 家賃が比較的安い
  2. 初期費用を抑えられる
  3. 最低契約期間が短い
  4. 気分転換に他の入居者と話せる

1.家賃が比較的安い

なんといっても家賃を比較的安く抑えられることです。

平均的なシェアハウスの家賃は5-6万円前後です。

そのため2人入居可能なところにその金額で住むことができればお金の節約ができます。

2.初期費用を抑えられる

次に初期費用についてです。

シェアハウスの初期費用は多くても10万いくかいかないぐらいのところが多いです。

初期費用概要
保証金1-2万、家賃5-6万、+@(次月家賃)

そのため賃貸と比べて安く入居することができます

3.最低契約期間が短い

次に最低契約期間についてです。

シェアハウスの最低契約期間の平均は3ヶ月のところが多いです。

賃貸だと基本2年契約のところが多いのでその間の解約だと違約金がかかってきます。

実際の声
実際の声

カップルで短期間一緒に住んでみたい!!

という方にとってはとても嬉しいです。

4.気分転換に他の入居者と話せる

最後に他の入居者との交流についてです。

シェアハウスによって変わりますがコミュニティ型のシェアハウスは比較的会話量も多いです。

そのため恋人との喧嘩の相談を聞いてくれたりと悩みを聞いてくれる人が近くにいる可能性があります。

そういった部分で一種の気分転換につながります。

次にデメリットについてご紹介していきます。

シェアハウスにカップルで住む4つのデメリット

シェアハウスにカップルで住むデメリットは4つあります。

  1. 友達を呼べない
  2. ライフスタイルが崩れる可能性がある
  3. 他の入居者によっては住みづらい
  4. 大声で騒いだり、歌ったりできない

1.友達を呼べない

基本的に友達はシェアハウスに呼ぶことは難しいです。

なぜかというとシェアハウスは共同生活の場でもあり、プライベート空間ではないからです。

他の入居者の立場に立って考えてみるとイメージしやすいです。

実際の声
実際の声

毎日知らない人がシェアハウスにいるなー、、、誰だろう?

となるとセキュリティ面においてもちょっと怖いですよね。

だからこそ多くのシェアハウスではハウスルールに知り合いの入館を禁止しているところが多いです。

2.ライフスタイルが崩れる可能性がある

他の入居者と自分たちのライフスタイルは違います。

そのため入居者一人一人のライフスタイルによって自分たちのライフスタイルに影響する可能性があります。

というのもシェアハウスの壁は厚くないこともあり、、、

実際の声
実際の声

外の音が聞こえやすく深夜に起きてしまった。

実際の声
実際の声

隣の人が朝早くに起きることがよくあり、それで起きてしまう。

などのようなことが起こります。

もちろん騒音であればそれは問題です。

ただ音に敏感な人であれば影響され、ストレスにつながる可能性があります。

カップルの場合、そのせいで機嫌が悪くなるなんてこと起こって欲しくはないですよね。

3.他の入居者によっては住みづらい

上記の内容にも少し近いですが、恋人との関係性が良好でも他の入居者によっては入居し続けにくくなる場合もあります。

例えば、挨拶しても返事をしてこない人と共同生活したくないですよね?

もし賃貸であれば生活圏全てで出会すこともありません。

ただシェアハウスの場合は出会す可能性が非常に高いです。

そのため他の入居者によってシェアハウス生活の充実度が変わってくる可能性があります。

4.大声で騒いだり、歌ったりできない

最後に音についてです。

実際の声
実際の声

歌を歌うのが好きで部屋でも歌いたい!

実際の声
実際の声

恋人と一緒に映画を見たり娯楽をしてワイワイしたい!

という方もいらっしゃると思います。

ただ上述した内容にもある通り、シェアハウスの壁は厚くないです。

そのため大声を出したり、歌ったりするとクレームにつながる可能性が高いです。

そういったカップルでの会話や行動が制限されるとストレスにつながる場合もあります。

上記のように、シェアハウスにカップルで住むにはメリットもデメリットもあります。

カップルでシェアハウス生活を向上させるポイントは2つあります。

  • デメリットの部分をどれだけ減らせるシェアハウスに住めるか
  • デメリットの部分をどれだけポジティブに考えることができるか

この2つのポイントが大切になります。

そこで重要になってくるのがカップルで住めるシェアハウスの探し方と内覧です。

次にカップルで住むシェアハウスを探す方法と内覧についてご紹介します。

カップルで住めるシェアハウスの探し方と内覧チェックポイント

まず初めにカップルで住めるシェアハウスの探し方のコツをご紹介します。

カップルが住めるシェアハウスの探し方のコツ

カップルが住めるシェアハウスの探し方のコツとしては6つあります。

  1. 2人入居可能か
  2. 最低契約期間
  3. コミュニティ型
  4. 管理会社
  5. 入居人数
  6. 部屋の大きさ

1.2人入居可能か

まず初めに2人入居可能シェアハウスかどうかチェックしましょう。

ここが一番重要なポイントです。

ここで2人入居不可能であれば入居できません。

2.最低契約期間

次に最低契約期間をチェックしましょう。

上述している通り、大体1~3ヶ月ほどのシェアハウスが望ましいです。

3.コミュニティ型

次にシェアハウスのコンセプトです。

コンセプトがあるシェアハウスの方が入居者同士でコミュニケーションがとりやすいのでオススメです。

4.管理会社

次に管理会社です。

ここでは管理会社が管理しているシェアハウスに2人入居可能なシェアハウスは他にどのくらいあるかチェックしましょう。

その数が多いほど望ましいです。

理由としてはシェアハウスで2人入居をする方は正直あまり多くありません。

そのため何かトラブルがあった場合にすぐに対応できる会社でないと困るのは自分たちです。

だからこそそういったポイントもしっかりチェックしておく必要があります。

5.入居人数

次に入居人数を確認しましょう。

トラブルを避けたいのであれば入居人数は少ない方がいいです。

入居可能人数が増えると自分たちに合わない人も出てきます。

トラブルを最小限に抑えたいのであれば入居可能人数が少ないシェアハウスをオススメします。

6.部屋の大きさ

最後に部屋の大きさです。

平成27年度に国土交通省によるシェアハウスに関する市場動向調査によると平均の部屋の大きさは約4.5~6畳が47.8%です。

コンパクトな1人暮らしをするなら十分ですが2人暮らしだと結構せまいです。

正直、2人暮らしをするなら少なくても6~7.5畳以上は望ましいです。

シェアハウスの探し方についてはこちらもチェック!

次に内覧の際のチェックポイントをご紹介します。

内覧チェックポイント

内覧の際にチェックするポイントは4つです。

  1. 壁の厚さ
  2. ハウスルール
  3. 入居者について
  4. 部屋の広さ

壁の厚さ

まず初めに壁の厚さです。

前提としてシェアハウスの壁は厚くないです。

そのため現地に行ってどのくらいの音が聞こえるかチェックしておきましょう。

また、もし隣同士が空いてるならどのくらい響くかを見ておきましょう。

ハウスルール

次にハウスルールです。

ハウスルールを知っておかないと後々トラブルの原因になります。

これは内覧同行者の方に聞いておきましょう。

またもし聞くなら2人入居だと気をつけるポイントは何かなども聞いておくと対策を準備できます。

入居者について

最後に入居者について内覧同行者に質問しましょう。

Q.入居者にはどんな性格の人がいるのか?
Q.何歳くらいの人が多いのか?
Q.今まで2人入居で他の住人とトラブルになったことはあるか?

などとできる限り情報を聞いておきましょう。

ここで十分な情報があると入居する際の安心材料になります。

また、内覧にはできれば2人で来ることをオススメします。

実際の声
実際の声

自分もちゃんと内覧に来ておけばよかった、、、

のように後悔する場合もあります。

時間が許すのであれば限り内覧は一緒に同行しましょう。

まとめ

シェアハウスにカップルで住む前にあえてシェアハウスに住む意義の明確化、付き合ってからの期間などを明確にしておく必要があります。

そして住むことができれば初期費用や家賃を抑え、いろんな方とコミュニケーションする機会も作れます。

ただ二人入居可能なシェアハウスの数がそもそも少ない点やカップル同士の関係性がずっとうまくいくかどうかも分かりません。

そのためシェアハウスに一緒に住むと決めるのであれば二人の中でのシェアハウスへの理解やルール設計、そして入居するシェアハウスの環境が大切になってきます。

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