シェアハウスに初めて暮らす方は3つのシチュエーションで注意すべきポイントが変わってきます。
この記事では初めてシェアハウスに挑戦しようとする方が入居前、入居後、退去前で注意するべきポイントを抑え満足度の高い生活を送るための対策をご紹介します。
・入居前から退去までに至るまでの各シチュエーションごとに注意するべきポイント全体を把握したい方
今回はまず初めにそれぞれのシチュエーションにおける注意すべきポイントをご紹介します。
【シチュエーション別】シェアハウスで注意すべきポイント
下記の3つのポイントについてご紹介します。
- 入居前の注意点
- 入居後の注意点
- 退去前の注意点
1.入居前の注意点
入居前は主に下記9つのポイントに注意しましょう。
- 内覧
- 入居期間と退去について
- 退去連絡
- 退去費用
- キャンペーン利用
- 入居者
- 管理人
- 再契約
内覧
内覧は必ずしてから入居しましょう。
最近はコロナの影響もあり、内覧をしないで入居されるケースも増えてきています。
時間がなかったので内覧なしでの入居をしたが部屋が思った以上に小さかった。
内覧なし入居だとキャンペーンで安かったが実際に入ってみると雰囲気が違くて1ヶ月で退去しました。
内覧なしでの入居は不満を感じる方が結構多いので必ず内覧はしましょう。
もし時間がない場合は最悪オンライン内覧でもいいのでやったほうがいいです。
入居期間と退去について
最低入居期間はどのくらいか確認しましょう。
シェアハウスの最低入居期間は3ヶ月-1年未満が多いです。
そのため自分が入居する予定の期間以内での契約が可能かどうかは重要です。
契約期間内での解約をする場合は違約金がかかるので注意が必要です。
退去連絡
退去する場合はいつまでにするべきなのか確認しましょう。
基本的に1ヶ月前の連絡が多いですがシェアハウスによっては変わってきます。
もし連絡が遅れると余分なお金を支払う必要が出てくる可能性があります。
退去費用
退去連絡と同時に費用はどのくらいかかるのかを確認しましょう。
よくかかるものは以下のものがあります。
日割り家賃
解約の連絡をした日から計算されます。
ex) 9/18解約の場合は18日分の日割り家賃がかかります。ただシェアハウスによっては全額請求される場合もありますのでその点も確認しましょう。クリーニング費
基本的に入居時のデポジットから相殺されるケースが多いです。またもしもデポジットを返してもらえる場合は退去の際に確認しましょう。別途クリーニング費(損傷がある場合)
個室内で物を壊したり、穴を開けたりとクリーニング費では補えない場合に請求されます。
キャンペーン利用
まずはキャンペーンの利用をすることでどのくらい安くなるかチェックしましょう。
そしてもう一つはキャンペーン利用する場合の条件を確認しましょう。
基本的にキャンペーンの利用をすることで最低入居期間が延びるケースが多いです。
入居期間と退去についてでお伝えしましたが自分の予定する入居期間を超える場合は止めておきましょう。
別途違約金が高くついて損する場合があります。
入居者
入居者の雰囲気はどんな感じかチェックしておきましょう。
入居後にストレスがかかる原因は他の入居者によるものが多いです。
そのためできる限り内覧の際に入居者の雰囲気や過去のトラブルがあるかどうかも聞いておきましょう。
管理人
入居者だけでなく、管理人の雰囲気や態度などもしっかり確認しておきましょう。
入居者とのトラブルになった時に管理人がずさんだとトラブル悪化の原因になります。
できる限り管理人は対応が素早く、入居者のことを考えてくれそうなタイプが理想です。
再契約
再契約については2つあります。
再契約費用
再契約をする際に費用はかかるのかどうかを確認しましょう。再契約してもすぐに出る予定であればあまり再契約しないほうがいい場合もあります。再契約期間
再契約したとしても契約期間が短かったらもったいないです。最低でも6ヶ月以上が理想です。
次に入居後の注意点についてご説明します。
2.入居後の注意点
入居後は下記3つのポイントに注意しましょう。
- ハウスルール
- トラブル
- お金の入金
ハウスルール
ハウスルールはしっかり確認しておきましょう。
確認しておくことでトラブルを避ける大きなポイントになります。
主に書かれていることは共有部の利用時間や個室内でのルール、そして何かあった際の連絡先などです。
トラブル
もしもトラブルが起こった場合はまずは管理人に連絡しましょう。
シェアハウスは見ず知らずの人同士の入居のため、分かり合えない部分もある場合が多いです。
そのためトラブルが起こる場合があります。
その際に自分で解決しようとするとさらに悪化する場合があり注意が必要です。
トラブルについてはこちらもチェック!
お金の入金
お金の入金が遅れるとペナルティーがある場合があります。
そのため入金をする際はいつまでに、どこにするべきなのかをしっかり確認しましょう。
次に退去前の注意点についてご説明します。
3.退去前の注意点
退去前は下記4つのポイントに注意しましょう。
- 退去届け
- 退去費用
- デポジットはあるかどうか
- 退去当日
退去届け
退去届けを管理会社に提出しましょう。
その場合に入居前でもご説明した通り、退去の1ヶ月前には連絡しましょう。
ただ退去連絡はシェアハウスによって変わってくるので注意が必要です。
退去費用
退去届けを提出する際に退去費用はどのくらいかかるのかも一緒に確認しましょう。
基本的には管理会社が教えてくれると思いますが、万が一連絡がなかった場合に備えて聞いておきましょう。
また退去費用は一応自分でも確認しておきましょう。
デポジットはあるかどうか
入居時にデポジットを渡している場合はそれが返金されるかどうかを確認しましょう。
シェアハウスによっては退去時のクリーニング費と相殺されるケースも多いです。
ただそれでも余りがある場合は返金されるはずなのでしっかり確認しましょう。
立ち合い
退去当日に立ち合いがあるかどうかも確認しておきましょう。
立ち合いがない場合は部屋の写真を撮って共有する場合があります。
ここまでシェアハウスに入居する前の注意点についてご紹介しました。
そこで次に最近友達と二人暮らしができるシェアハウスが増えているとお聞きします。
そのため次に友人と生活する予定の方向けの注意点についてもご紹介いたします。
シェアハウスに友人と生活する場合の注意点
シェアハウスには二人で住むことができるシェアハウスもあります。
友人同士で住む場合に注意すべきポイントもあるのでご紹介します。
入居前の注意点
まず初めに入居前は下記5つのポイントに注意しましょう。
- ルームメイト
- 内覧
- 入居期間
- ルール
- 契約
ルームメイト
ルームメイトは厳選しましょう。
一緒に住む場合にしっかりお互いの価値観や考え方、ライフスタイルなどを考慮できる人を選びましょう。
ルームメイト同士の信頼関係がないとすぐにトラブルになり、入居し続けにくくなります。
内覧
内覧はルームメイトと一緒に行いましょう。
実際に目で確かめないと見てない方からするとなんか違うと感じることがあります。
それがトラブルのきっかけになる可能性もあります。
できる限り時間を合わせてルームメイト同士で内覧を行いましょう。
入居期間
一緒にどのくらい住むかを決めておきましょう。
入居期間が未確定だとルームメイトが急に退去するとなった場合に費用が自分にかかってくる可能性があります。
そのため入居はどのくらいするのかを確認しておきましょう。
ルール
個室内でのルールを決めておきましょう。
お金の支払いや清掃などトラブルになりそうなことは二人の間のルールとして作っておきましょう。
契約
二人の間に契約をしっかりと作っておきましょう。
先ほども伝えたようにトラブルを元に急に退去するとなって費用が自分に降りかかってくるとなったら大きな問題です。
そのため信用はしているが万が一に備えて契約書は作っておきましょう。
次に入居後の注意点についてご説明します。
入居後の注意点
入居後は下記2つのポイントに注意しましょう。
- お金の管理
- 他の入居者とのトラブル
お金の保管
お互いにお金の保管はしっかり行いましょう。
一緒に住む方とのほとんどのトラブルはお金が絡んでいます。
そのため個々人のお金の管理はしっかり行いましょう。
他の入居者とのトラブル
二人暮らしだとしてもシェアハウスには他の入居者もいます。
そのため他の入居者とのトラブルになることの可能性もあります。
入居後は二人の間のルールも大切ですが、ハウス全体のルールもしっかり確認しておきましょう。
次に退去前の注意点についてご説明します。
退去前の注意点
退去前は下記2つのポイントに注意しましょう。
- 一方が延長する場合
- 室内の家具家電をどうするか
一方が延長する場合
もしかしたら一方が延長する可能性もあります。
その場合に備えてできれば事前にルールに決めておきましょう。
Ex) 他の入居者を探す、一方のみの延長はしないなど
ルールがあると退去前のトラブルに発展しにくいので安心です。
室内の家具家電をどうするか
退去する際に考えることは荷物です。
それを退去前に全て処分するかどうかも決めておきましょう。
粗大ゴミなどの処分になると時間がかかる場合もあるのでなる早での準備が大事です。
友達と部屋をルームシェアする際にチェックしておきたいポイントはこちら!
まとめ
入居前、入居後、退去前におけるそれぞれの注意点を徹底するだけでトラブルのリスクを回避できます。
多くの方は注意するべきポイントも注意せずに入居されるため後々後悔する方がほとんどです。
また友人同士で入居される場合はお互いのことを信用できるレベルの方と入居することをオススメします。