シェアハウスとルームシェア、同棲するならどちらがいいのかを決めるならパートナーとの関係性・お金・性格の3点に大きく左右されます。
この記事ではシェアハウスとルームシェアそれぞれに合う方の特徴、それぞれに同棲する場合のメリットデメリットなどをご紹介します。
・シェアハウスとルームシェアそれぞれに合う特徴を把握したい方
・シェアハウスで同棲する際のメリット・デメリットを把握したい方
シェアハウスとルームシェア、それぞれに合う人の特徴
まず初めにシェアハウス、ルームシェアに合う人の特徴をご紹介します。
シェアハウスに合う人の特徴
まず初めにシェアハウスに合う人の特徴をご紹介します。
パートナーとの関係性
少なくても3ヶ月以上は付き合っているお金
初期費用をできるだけ抑えたいと考えてる。性格
他の入居者との交流をすることに抵抗がない。
シェアハウスの場合大きな特徴は他の人も住んでいるという点です。その点をパートナー同士がクリアできれば問題ないです。
ルームシェアに合う人の特徴
次にルームシェアに合う人の特徴をご紹介します。
パートナーとの関係性
1年以上付き合って、お互いのことをある程度把握している。お金
初期費用を支払う余裕がある。
性格
シェアハウスほど入居者との交流を求めていない。
ルームシェアの場合、大きな特徴はシェアハウスに比べてお金がかかることです。特に初期費用は少なく見積もっても25万円以上かかるところが多いです。
そのため、ある程度一緒に生活をしていくことへの覚悟が必要です。
次にシェアハウスとルームシェア、それぞれに同棲する場合のメリットデメリット、そして入居する前に確認することについてご紹介します。まずはシェアハウスについてです。
シェアハウスで同棲する場合
シェアハウスに同棲するメリット
シェアハウスに同棲するメリットは7つです。
- 初期費用が安い
- 最低入居期間が短い
- 元々設備が整ってる
- 話を聞いてくれる人がパートナー以外にいる
- 審査がゆるい
- 掃除をする必要がない
- ゴミ出しをしてくれるシェアハウスもある
1.初期費用が安い
まずなんと言っても初期費用が安いのでお金がそこまでない人でも挑戦することが可能です。
そのため結婚や旅行などのためのお金の準備もすることが可能です。
2.最低入居期間が短い
最低入居期間は平均3~6ヶ月が多いです。そのためもし別れるということになったとしても大きな違約金がかからないで済みます。
3.元々設備が整ってる
家具・家電などの設備が備わっているのでわざわざ家具・家電を購入する必要はありません。準備するとしても自分のお部屋の中の家具のみで十分です。
4.話を聞いてくれる人がパートナー以外にいる
入居して悩みがある場合などに他の入居者が助けてくれることがあります。ルームシェアだと住人さんとコミュニケーションする機会がほぼないので難しいです。
ただシェアハウスだと比較的やりやすいです。特にコミュニケーション重視の物件だと話を聞いてくれる人の割合は多い傾向があります。
5.審査がゆるい
入居する際に賃貸ほどの審査の厳しさはないです。そのため賃貸と比べる入居のしやすさがあります。
6.掃除をする必要がない
シェアハウスには管理会社が雇った清掃業者が個室以外の場所の掃除をしてくれます。そのため仕事で忙しい場合でも掃除をする必要はありません。
7.ゴミ出しをしてくれるシェアハウスもある
掃除だけでなく、清掃業者がゴミ出しもしてくれるシェアハウスもあります。その場合、ゴミを自分で処理する必要はないのでかなり手間が省けます。
シェアハウスだと初期費用もかからず最低入居期間も短いです。そのため手軽に始めやすいのが大きな特徴です。
次にシェアハウスに同棲するデメリットについてです。
シェアハウスに同棲するデメリット
シェアハウスに同棲するデメリットは5つです。
- 物件数が少ない
- 入居者とのコミュニケーションが必要になる
- 部屋が狭い
- 壁が薄い
- 浮気の不安がある
1.物件数が少ない
そもそも同棲できるシェアハウスの物件数がかなり少ないです。そのためお気に入りの物件があったとしても場所によっては入居できない可能性があります。
2.入居者とのコミュニケーションができないと気まずくなる
入居者同士でコミュニケーションが取れないと入居し続けにくくなります。シェアハウスのリビングなどの共有スペースでは他の入居者の方がいる可能性が高いです。
その際にコミュニケーションが取れないと「コミュニケーション取りにくい人」という認識が広がりやすいので入居し続けにくいです。
特にコミュニティ型のシェアハウスの場合はその傾向が高いです。もしシェアハウスに入居する場合は2人ともコミュニケーションが取れることが理想です。
3.部屋が狭い
シェアハウスの部屋はそこまで大きくないです。そのため同棲となるとお互いの荷物がどのくらい入るかなどを事前に確認する必要があります。
もし入りきらない場合によっては捨てなくてはいけないものもあります。内覧の際などに部屋の大きさをしっかり確認しておきましょう。
4.壁が薄い
シェアハウスの壁は薄いことが多いです。そのため室内の会話でも隣の人に聞こえてしまう可能性があります。
またもしも会話の声が大きすぎたり、深夜まで声が聞こえているとトラブルの元になる可能性もあります。
5.浮気の不安がある
もしも浮気などが気になる場合はあまりシェアハウスでの生活はオススメできません。シェアハウスには他の入居者も住んでいます。
そのためパートナーが出かけている間に浮気をされるのでは?と不安になる方もいます。
その場合は気になってしまい、喧嘩などに発展したらお互いにとってかなりデメリットです。お互いの性格を理解した上で判断しましょう。
次に入居する前に確認することについてご紹介します。
入居する前に確認すること
シェアハウスに入居することを決める前に下記の4つのポイントを最終チェックしましょう。
- 初期費用や家賃以外の経費
- 入居者の雰囲気
- 家具家電などの設備
- 管理会社
1.初期費用や家賃以外の経費
初期費用や家賃以外にコストがかかるものはあるのかどうか必ずチェックしましょう。
- 駐輪代
- シャワー
- 洗濯機
2.入居者の雰囲気
シェアハウスに同棲するとなればパートナーとの関係性はもちろん、入居者の雰囲気も大切です。
正直、他の入居者が全く挨拶しない人が多かったら住み続けにくいです。だからこそ入居者の雰囲気を知ることが大切です。
そのためには下記2点のチェックを行いましょう。
- 内覧の際に入居者の様子をチェック
- 管理会社に入居者の性格をヒアリング
この2つを行うだけで後悔するリスクを下げることはできます。
3.家具家電などの設備
次に家具・家電の劣化具合をチェックしましょう。いくら家具・家電を無料で備え付きであったとしても使えなかったら意味がありません。
家具・家電が劣化していそうなシェアハウスは築年数が5年-10年以上経ってる物件が多いです。
4.管理会社
入居者やシェアハウスの設備を見るだけではなく、管理会社の対応や態度もチェックしましょう。
管理会社の対応が遅いほどトラブルが多いシェアハウスの可能性が高いです。内覧前のメールのやり取りや内覧後のメールの対応などをしっかりチェックしておきましょう。
次にルームシェアについてのメリットとデメリット、さらに入居前の確認事項をご紹介します。
ルームシェアで同棲する場合
ルームシェアに同棲するメリット
ルームシェアに同棲するメリットは7つです。
- 結婚への本気度が上がる
- 家具家電などのインテリアに凝れる
- 二人入居可能な物件は比較的多い
- 入居者とのコミュニケーションは不要
- 部屋が広い
- 洗濯物が干せる
- 犬などのペットを飼える可能性がある
1.結婚への本気度が上がる
ルームシェアをするということは結婚への本気度が自然と高まります。
理由としては初期費用が高くかかる点と賃貸契約が2年以上かかるところが多い点です。
そこにお金や長く一緒に住む覚悟がないとできないので将来的な結婚への本気度も上がります。
2.家具家電などのインテリアに凝れる
自分が好きな家具家電を購入することができて、部屋内のインテリアに凝ることができます。
シェアハウスだと元々備えつきのものが多いのでそこまで凝ることができません。
ただルームシェアの場合は自由に家具・家電を取り揃えることが可能です。
もしもお金に余裕があって部屋内のインテリアを凝りたい場合はルームシェアをオススメします。
3.二人入居可能な物件は比較的多い
二人入居可能の部屋はどの地域にも多数あります。そのためシェアハウスで一緒に住むことができる物件よりは見つけやすいです。
4.入居者とのコミュニケーションは不要
ルームシェアは他の入居者の方とコミュニケーションを基本取ることはありません。
そのためコミュニケーションが苦手な人でも問題ないです。ただ建物の階段や入り口などでの挨拶くらいはしましょう。
5.部屋が広い
シェアハウスの共有部にあった洗濯機、お手洗い、洗面所などの場所が室内にあります。
そのためシェアハウスと比べると断然広いです。荷物が多いという方にとっては大きなポイントになります。
6.洗濯物が干せる
ルームシェアの場合はベランダやバルコニーがある場合が多いので洗濯物を干せます。
シェアハウスでは洗濯物は干せずに乾燥機で乾かすケースが多いです。もしくは自室の簡易的な物干し竿に干すだけです。
洗濯物を外で干したい方は必見です。
7.犬などのペットを飼える可能性がある
最後にペットを飼うことができるところもあります。
そのため元々ペットを飼ってる、もしくはこれから飼おうと思っている方にとってはオススメです。
次にルームシェアに同棲するデメリットについてご紹介します。
ルームシェアに同棲するデメリット
シェアハウスに同棲するデメリットは5つです。
- 初期費用が高い
- 最低入居期間が2年と長い
- 家具家電を購入する必要がある
- 喧嘩になったら気まずい
- 掃除をする必要がある
1.初期費用が高い
初期費用が25万円以上はかかってくるケースが多いです。そのためお金に余裕がない場合は決断をしにくいです。
2.最低入居期間が2年と長い
最低入居期間は基本的に2年以上かかります。そのため別れるなどのことが起こった場合に違約金が発生する場合があります。
ルームシェアに一緒に住むならある程度のお金や将来への覚悟は必要です。
3.家具家電を購入する必要がある
家具家電を最初から揃える必要があります。最低でも下記のものは必要になってきます。
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- オーブン
- 炊飯器
- 調理器具
- ベッド
4.喧嘩になったら気まずい
生活している際に喧嘩が起こると気まずいです。
シェアハウスの場合は相談に乗ってくれる方が仲介に入ってくれるケースもあります。
ただルームシェアの場合は自分たちで解決する必要があります。
そのため喧嘩が起こってもきちんと話し合うことができる関係性であることが大切です。
5.掃除をする必要がある
掃除は自分たちでする必要があります。
シェアハウスの場合は掃除をしてくれる方がいますがルームシェアではそんなことはありません。
次に入居する前に確認することについてご紹介します。
入居する前に確認すること
ルームシェアに入居することを決める前に下記3つのポイントを最終チェックしましょう。
- 別れることになった場合のケース
- 部屋の大きさ
- 退去と違約金について
1.別れることになった場合のケース
あまり考えたくはないですが別れる場合のことも考えましょう。その際、下記の点についてパートナーと話しておきましょう。
違約金の支払い
途中での解約となると違約金が発生します。そのため支払いは半分にするのかどうかなどを決めておきましょう。口座のお金
一緒に生活している場合は口座のお金を一緒にしていることもあります。そのためお金の振り分けをどうするのかを決めておきましょう。
2.部屋の大きさ
部屋がいくらシェアハウスよりも大きいと言っても荷物が無限に入るわけではありません。
事前に部屋の大きさの確認、できれば自分たちが持っていく荷物の量を把握しておきましょう。
3.退去と違約金について
これは管理会社に聞きます。そして下記2点について聞いてみましょう。
違約金がかからないようにするには
基本的に契約から2年後に退去すると違約金はかかりません。そして退去連絡は2ヶ月前に行うケースが多いです。違約金はどのくらいの金額か
違約金は1ヶ月分の家賃のところが多いです。場合によっては2ヶ月分請求されるところもあります。特に退去と違約金の関係はシェアハウスとは違うので混乱しないようにしっかり把握しておきましょう。
シェアハウスやルームシェアで同棲するとなると色々と制約などもあって面倒くさいと思います。
ただ同棲することの魅力もあります。次にカップルで同棲することの魅力についてご紹介します。
カップルで同棲することの魅力
一緒に住むことの魅力は3つあります。
- お互いの良いところや悪いところを発見できる
- 自分の成長につながる
- 本音をぶつけられるようになる
1.お互いの良いところや悪いところを発見できる
一緒に生活をすることでパートナーの良いところや悪いところを発見することができます。
それによってパートナーへの新たな魅力を感じることができます。
2.自分の成長につながる
一人で生活する際には見えなかった自分の良いところや欠点を発見することができます。
それによって将来的な自分の魅力の成長にもつながります。
3.本音をぶつけられるようになる
伝えたいことを本気でぶつけられるようになります。
一緒に生活する際に相手への不満は出てきます。そこで喧嘩になることもあるでしょう。
ただ本音をぶつけることで言いたいことを言える関係に進化できます。
だからこそ本音をぶつけられるようになることは大切です。
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まとめ
同棲をシェアハウスでもルームシェアでもする場合にはメリットやデメリットが常についてきます。
そのためまずはそれらを比較しどちらの方が自分達にあってるかを確認しましょう。
どちらにせよ一緒に住むことの魅力は大いにあるのでゆっくり考えてみることをオススメします。