シェアハウスと賃貸の初期費用を比較!20万以上も節約可

シェアハウスの初期費用は10万円前後のケースが多いです。そのため賃貸と比べると圧倒的に安く感じるでしょう。

この記事では賃貸と比べてシェアハウスの初期費用はどのくらい安いのか、初期費用に含まれているもの、そしてさらに安く抑えるためのコツの3つに分けて解説します。

この記事がオススメの方
・シェアハウスと賃貸の初期費用の差をざっくり把握したい方
・初期費用を安く抑えたい方
・シェアハウスの初期費用の内訳を知りたい方

まず最初にシェアハウスと賃貸の初期費用の比較を解説します。

この記事を書いた人

日本と海外のシェアハウス・ルームシェア歴約5年、マネージャー歴2年でのYukiです。現在シェアハウス管理人をしながら自身の経験を通してシェアハウスについてのライター業を行っています。

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シェアハウスと賃貸の初期費用を比べてみた

今回は初期費用を含む3つのポイントで分けて比較を行います。

  1. 初期費用の比較
  2. 月々の支払いの比較
  3. 2年間の差額

まず初めに初期費用の比較です。

1.初期費用の比較

シェアハウスの方が圧倒的に安いです。物件にもよりますが25万円以上もコストを抑えられるケースもあります。

シェアハウスと賃貸の初期費用の比較表です。

ここまでの差額が出るポイントは敷金・礼金・仲介手数料・再契約手数料がかからない点です。さらに賃貸の場合は別途で家具家電が必要になりさらにコストが5~10万ほど高い予測できます。

そのため初期費用を安く抑えたい場合はシェアハウスの方が圧倒的に安く抑えることができます。ただ初期費用がいくら安くても月々の家賃が賃貸の方が安ければ賃貸の方がオトクと思う方もいるのでしょう。

そこで次に月々の支払いの比較についてご紹介します。

2.月々の支払いの比較

ぶっちゃけ月々の費用もシェアハウスの方が安いことが多いです。

シェアハウスと賃貸の月々の支払い表です。

賃貸の場合、シェアハウスと違って水道光熱費とネット費用の2つの費用が別途掛かります。

そのため水道光熱費とネットを合わせると大体15,000円前後はかかります。総計するとシェアハウスの方が安いケースが多いです。

実際の声
実際の声

ただ月々の支払いはあまり変わらないなら別にいっか、、、

と思う方もいますがそれではもったいないです。2年間の月々の支払いの一例を見てください。

3.2年間の差額

一例ではありますが2年間住むだけで約10万円もの差額が出ます。

シェアハウスと初期費用の2年間でかかる費用と差額の表です。

浮いたお金で部屋をアレンジしたり、新しいスキルを身につけるために使えたりできます。長期での比較もしっかりチェックする方がいいです。

また余談ですが、1ヶ月~1年間などのショートステイの場合はシェアハウスかマンスリーをオススメします。

理由としては賃貸の場合には2年間住み続けないと違約金がかかるケースがほとんどです。そのため最初からショートステイを希望される方はシェアハウスやマンスリーがコストを抑えられます。

全体を通してみるとシェアハウスの初期費用や月々の支払いは賃貸と比べて費用を抑えることができます。

実際の声
実際の声

ただこれは一例だからリアルな例を知りたい、、、

と思う方のためにハウス別でどのくらい費用がかかるのかを具体的にご紹介します。

お部屋タイプ別の初期費用

今回は下記3つのシェアハウスの具体的な初期費用を紹介します。

  1. クロッカス自由が丘
  2. 三軒茶屋HANAMOYU
  3. αStyle桜上水

1.クロッカス自由が丘

渋谷10分、目黒11分、二子玉川9分、武蔵小杉7分で好立地にたたずむ「住みながら綺麗になる」をコンセプトにした築浅の Beautyシェアハウス♪

シンプルな作りで大人女性の住まいをイメージしました。休日はお部屋でリラックスしてくつろいだり、気分転換におしゃれな自由が丘の街を探索もできちゃいます。

賃料/月々 40,000~50,000円
共益費/月々 15,000円
保証会社登録費/1回 16,599~19,599円
引き落とし手数料 330円
合計 71,929-84,929円

2.シェアライフ三軒茶屋

渋谷や新宿まで30分圏内、三軒茶屋は6分、さらに最寄りの松陰神社駅までは徒歩3分の好立地な場所にたたずむ女性専用シェアハウスです。

内装は木を基調とした作りで今流行りの古民家のような味わいを感じさせる、そんな落ち着きと温もりを感じられます。

賃料/月々 36,000~53,000円
共益費/月々 12,000円
保証会社登録費/1回 14,499~19,599円
引き落とし手数料 330円
合計 62,829-84,929円

3.α Style 桜上水

カフェのような内装のリビングで夜になると映える間接照明があります。

賃料/月々 60,000~62,000円
共益費/月々 12,000円
保証会社登録費/1回 21,699~22,299円
引き落とし手数料 330円
合計 94,029-96,629円

初期費用は一概には言えないですが相場は大体7~10万円以内が多いです。ただ初期費用が大幅に増えたり減ったりと変わる3つのポイントがありますので解説します。

シェアハウスの初期費用における3つのポイント

シェアハウスの初期費用が変動するポイントは大きく分けて2つあります。

  • 入居日
  • その他費用
  • キャンペーン

入居日

まず初めに入居日についてです。入居日によっては翌月分の支払いも必要になります。

入居日 内容
1日 初期費用+入居月の家賃
20日 初期費用+入居月の家賃+翌月の家賃

こちらは管理会社によって変動がありますので問い合わせや内覧時に確認しておきましょう。

その他費用

初期費用には賃料、共益費、保証会社登録費以外にも別途かかる可能性があります。

逆に保証会社に加入せず保証会社登録費を支払わずともいいシェアハウスもあります。こちらも管理会社によって変わってきます。

キャンペーン

最後にキャンペーンです。キャンペーンを適用することで大幅に初期費用を抑えることが可能です。そのためキャンペーンの種類や条件なども解説します。

シェアハウスの初期費用を安く抑えるキャンペーンとは?

まず初めにキャンペーンの種類について解説します。

キャンペーンの種類

キャンペーンにはいろんな種類があります。

1ヶ月フリーレント・・・1ヶ月の賃料が無料になります。

1年間家賃1万円引き・・・1年住むと12万円の値引きになります。

〇〇プレゼント・・・寝具セットなどのプレゼントをゲットできます。

上記のように多種多様なキャンペーンがあります。キャンペーンによってはトータルの初期費用等の経費を10万円以上も安く抑えられる場合もあります。

条件

キャンペーンを適用する場合は必ず条件があります。先程のキャンペーンを例に紹介します。

1ヶ月フリーレント・・・6ヶ月入居が必須です。

1年間家賃1万円引き・・・12ヶ月入居必須です。

〇〇プレゼント・・・3ヶ月入居必須です。

条件としては基本的に入居期間に関するものが多い印象です。キャンペーンを適用すればメリットが多くあるのは間違いありません。

ただもし条件に違反した場合は違約金が発生してしまうためキャンペーンを適用するかどうかは慎重に確認しておきましょう。

重要なことはあなたにとって住みやすいハウスであるかどうかです。たとえキャンペーンを適用できたとしても隣人がうるさく眠れない、、、などのトラブルやストレスは別のコストがかかります。

最後に初期費用に含まれる内容をまとめましたので解説します。

シェアハウスの初期費用の内訳まとめ

シェアハウスの初期費用には主に10個の費用が含まれます。

  1. 賃料
  2. 共益費
  3. デポジット
  4. 保証会社加入料
  5. 火災 & 家財保険
  6. 事務手数料、契約手数料、再契約事務手数料
  7. 鍵交換費用
  8. クリーニング費用(清掃費用)

1.賃料

まず初めに賃料です。賃料は簡単に言えば部屋を借りる費用のことです。ざっくりですが平均費用は40,000円~60,000円くらいです。

入居日 支払う内容 シェアライフ北千住 601号室の場合
1日 入居月の賃料1ヶ月分のみ 29,000円
11日 入居月の日割り賃料のみ 19,333円
21日 入居月の日割り賃料+翌月の賃料1ヶ月分 38,667円 (9,667円+29,000円)

※1ヶ月の賃料29,000円

こちらは一例ですので費用は管理会社によって変わってきます。

2.共益費

次に共益費です。シェアハウスの共益費とは水道光熱費やネットなど入居者が共有で使える設備に関わる費用です。

こちらの平均費用はざっくり10,000~20,000円です。

入居日 支払う内容 シェアライフ北千住 601号室の場合
1日 入居月の共益費1ヶ月分のみ 8,000円
11日 入居月の日割り共益費のみ 5,333円
21日 入居月の日割り共益費+翌月の共益費1ヶ月分 10,666円 (2,666円+8,000円)

※1ヶ月の賃料8,000円

物件によっては「wifi費用は別途請求」など共益費には入らないケースもあります。

3.デポジット

デポジットとは入居時に支払う保証金です。部屋の窓や壁紙を傷つけた際にクリーニング費用として使われます。金額はハウスによって変わりますが10,000円~50,000円以内が相場です。

デポジットの返金は物件によって変わります。返金がある場合は全額返金があるのか、もしくは一部のみなのかを聞いておくといいでしょう。

4.保証会社加入料

まず保証会社についてです。

保証会社とは入居者が万が一家賃を滞納した時に立て替えてくれる会社です。そしてそこに加入する費用のことを保証会社加入料と言います。

保証会社加入料について下記3つのポイントをご解説します。

  • 支払い
  • メリット
  • 審査

支払い

費用は基本的に1年ごとの更新のところが多いです。そのため毎回の支払いは必要ではありません。

メリット

連帯保証人がいなくても入居可能だということです。ただ連帯保証人がいたとしても保証会社への加入は必須の場合もあります。

審査

審査を合格すれば入居は可能です。

ただ審査落ちしてしまった場合は2つの方法があります。

審査準備をして再提出
審査準備をする場合は落ちてしまった理由を明確にした上で再審査をすることが重要です。

他のシェアハウスを探す
他のシェアハウスを探す上で審査は基本あります。

審査が通りにくそうであれば審査なしのシェアハウスを探した方がいいです。審査についてはこちらもチェックしてみましょう。

5.火災・家財保険

火災と家財保険についてご説明します。

火災保険
火災や台風などの災害によって建物に付随しているものに対して被害を受けたときに適用できる保険です。

家財保険
火災などによって家の中で使ってる日用品や家具家電などが損害を受けた際に適用できる保険です。

また二人暮らしの場合は火災保険や家財保険には同居人を含むことができるか確認しましょう。

同居人を含める場合
同居人や第三者への損害賠償があるような事故を起こした場合に同居人も含めた保険が適用されます。

同居人を含めない場合
無保険の同居人が第三者へ事故を起こしたら保険適用されず経済的な損害を抱える可能性が高いです。

6.事務手数料・契約手数料・再契約事務手数料

次に事務手数料・契約手数料・再契約事務手数料についてです。

事務手数料
一般賃貸で言う仲介手数料に近いものです。ただシェアハウスならほぼ請求されません

契約手数料
契約の手続きに関連する手数料を指します。ただこちらも上記同様に請求されるケースはほぼありません

再契約事務手数料
再契約をする際にかかる費用です。ただこちらはハウスによっては費用がかかるところとかからないところがあります。

7.鍵交換費用

次に鍵交換についてです。入居時に部屋の鍵を交換する費用です。ただこちらも請求されるケースはほぼありません。

8.クリーニング費用(清掃費)

退去後にかかる費用を指します。こちらは主に2つの支払い方法があります。

普通に支払う

入居の際に既に初期費用と一緒に支払うか、退去の日までに支払うケースです。

デポジットと相殺

入居時に渡したデポジットと相殺するケースです。その場合はクリーニング費は入居時にはあまり請求されることが少ないです。ただ場合によっては下記のようなケースがあります。

実際の声
実際の声

不意にお部屋に穴を開けてしまった、、、

このように部屋に損傷をしてしまったら追加費用のご請求があります。

以上10個がシェアハウスの初期費用に含まれる項目になります。

まとめ

シェアハウスの初期費用は10万円前後のケースが多いですが入居日によってトータルに変動があります。

またキャンペーンの適用を行うことで初期費用をもっと安く抑えることが可能です。

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