シェアハウスの掃除は一般的には清掃業者が行い、それが一番オススメです。
ただし物件によっては入居者同士で分担するケースもあります。
この記事ではシェアハウスの掃除担当者について、担当者ごとのメリット・デメリットをご紹介します。
・シェアハウス内での掃除パターンを把握し、それぞれのメリット・デメリットを理解したい方
まず初めにシェアハウスの掃除担当者について簡単にご紹介します。
シェアハウスの掃除は3パターン
まずシェアハウスの掃除をする担当者をご紹介します。
- プロの掃除業者
- 管理会社
- 入居者同士の当番制
1.プロの掃除業者
まず初めにプロの掃除業者の回数やどのくらい掃除をしてくれるかなどについてご紹介します。
回数や時間
週1~2回で掃除してくれるケースが多いです。
時間は大体1回3~4時間ほどです。
掃除してくれる場所
基本的に館内の共有スペースは掃除してくれます。
ただ個室に限っては入ることができないのでご自身で掃除していただくケースがほとんどです。
2.管理会社
次に管理会社の掃除についてご紹介します。
管理会社が自ら掃除をする場合は2つのパターンに分かれます。
- 管理人が滞在しているシェアハウス
- 管理人が滞在していないシェアハウス
回数や時間
管理人が滞在しているシェアハウスの場合はほとんど毎日掃除してくれます。
時間に関してはその人それぞれです。
管理人が滞在していない場合は掃除業者と同じで週に1~2回ほどの頻度で掃除してくれます。
掃除してくれる場所
管理人が滞在しているシェアハウスもそうでないシェアハウスも掃除してくれる場所は個々人の個室以外です。
3.入居者同士の当番制
次に入居者同士で清掃を行う場合についてご紹介します。
回数や時間
基本的にほとんど毎日清掃をしてくれるケースが多いです。
ただ入居者の人数が少ない場合は毎日ではない可能性があります。
掃除してくれる場所
こちらも清掃業者と管理会社と同様に個室以外の共有スペース全体になります。
ここまで3つのパターンによる清掃の様子をご紹介しました。
ただ3つの清掃パターンそれぞれにメリット・デメリットがあります。
そこで次にそのメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
掃除担当ごとのメリット・デメリット
まず初めに清掃業者のメリットについてご紹介します。
清掃業者のメリット
清掃業者に掃除をしてもらうメリットは5つです。
- 普通には落ちない汚れもきれいになる
- サボらない
- 一定以上の安心感がある
- 自分の時間やお金を使わなくて済む
- 生活用品の補充もやってくれる場合がある
1.普通には落ちない汚れもきれいになる
ここが清掃業者の大きなポイントです。
普通の人がどう頑張っても落ちない汚れがあります。
しかしプロの清掃業者に頼めばガンコな汚れも落としてくれます。
2.サボらない
管理会社と契約をしているのでサボることはありません。
3.一定以上の安心感がある
清掃業者が掃除をするという安心感があります。
そのため入居者としても清掃を任して仕事に集中できます。
4.自分の時間やお金を使わなくて済む
もしも入居者が掃除をするなら週で2時間は使うと思います。
その時間を使わなくて済み、自分のやりたいことに時間を使うことができます。
しかもお金を使うこともありません。
5.生活用品の補充もやってくれる場合がある
清掃業者にもよりますが、不足している生活必需品などの補充もやってくれる場合があります。
もしやっていただけると何か不足して使えないなどの不満も出ません。
清掃業者のデメリット
清掃業者に掃除をしてもらうデメリットは3つです。
- 場合によっては対応できないところがある
- 追加でお金がかかる場合がある
- 汚れが確実に落ちるかどうかわからない
1.場合によっては対応できないところがある
共有スペースの清掃などは基本対応してくれます。
ただエアコンのフィルターの清掃やバルコニーの手すりの清掃などかなり細かい部分になると対応してくれない場合があります。
そういった場合は入居者で清掃する必要があるかもしれません。
2.追加でお金がかかる場合がある
上記のような清掃について業者にお願いするとなると追加で費用がかかる場合があります。
もしもオーナーがOKしてくれたら問題ありません。
ただそうではない場合は追加で費用がかかり、最悪共益費が上がるなどの可能性があります。
3.汚れが確実に落ちるかどうかわからない
清掃業者でも落ちない汚れもあります。
そのため清掃業者だから全て安心できるかというとそうではない場合もあります。
次に管理会社のメリットとデメリットについてご紹介します。
管理会社のメリット
管理会社に掃除をしてもらうメリットは3つです。
- 細かいところの掃除もしてくれる
- 時間があれば毎日やってくれる
- 時間帯もフレキシブルに対応
1.細かいところの掃除もしてくれる
管理会社が清掃をする場合はシェアハウスの細かい部分まで清掃をしてくれます。
そのため清掃業者が手をつけない部分まで掃除をしてくれる可能性があります。
2.時間があれば毎日やってくれる
これは管理人が滞在型の場合です。
もし時間があれば毎日やってくれる方もいます。
3.時間帯もフレキシブルに対応
こちらも管理人が滞在している場合になります。
もし夜に掃除が必要なケースがあった場合に管理人が滞在していると対応してくれます。
そのためフレキシブルさはかなり強いです。
管理会社のデメリット
次に管理会社に掃除をしてもらうデメリットは3つです。
- 清掃業者ほど汚れが落ちない可能性がある
- 清掃時間は短い
- 見落としがある可能性がある
1.清掃業者ほど汚れが落ちない可能性がある
清掃業者レベルで汚れは落とせない可能性が高いです。
管理会社としてやれるのは一般的な誰でもできる清掃を入居者の代わりにやることです。
2.清掃時間は短い
シェアハウス管理者としても他の仕事もある場合が多いです。
そのため清掃に費やす時間がかなり多いわけではありません。
そのため一回で共有スペース全てを掃除できるわけではありません。
3.見落としがある可能性がある
清掃時間が短いということもあり見落としがある可能性があります。
清掃業者だとどこを清掃するなどが決まっている場合があります。
ただ管理人としては清掃に対してのルールなどが決まっていない場合があるので見落としもある可能性があります。
次に入居者当番制による清掃のメリットとデメリットについてご紹介します。
入居者当番制のメリット
入居者同士で掃除をするメリットは3つです。
- 気付いたらすぐにきれいにできる
- コミュニケーションするきっかけになる
- 入居者同士の仲が良くなる可能性がある
1.気付いたらすぐにきれいにできる
入居者が汚れを確認したらすぐにきれいにできます。
そのため綺麗好きな人がいたらきれいなシェアハウスを維持することができます。
2.コミュニケーションするきっかけになる
清掃を通して入居者同士でのコミュニケーションを深められるきっかけになります。
シェアハウスといえども常に交流をしているわけではありません。
さらに交流を全くしない場合もあります。
そのため清掃を通して入居者のことを知ることもできます。
3.入居者同士の仲が良くなる可能性がある
上記に付随して清掃を通して仲が良くなる可能性があります。
入居者同士の仲が良くなるとシェアハウス全体の雰囲気が良くなります。
そうなるとトラブルの数も減少し、住みやすいシェアハウスになっていきます。
入居者当番制のデメリット
次に入居者同士で掃除をするデメリットを3つご紹介します。
- サボる可能性がある
- 入居者が少ないと掃除の時間が長くなる
- 入居者同士の仲が悪くなる可能性がある
1.サボる可能性がある
当番ではあるが故、人によってはサボってしまう可能性があります。
理由としては清掃業者や管理会社と比べて強制力は低いからです。
2.入居者が少ないと掃除の時間が長くなる
入居者の数が少ないと掃除の時間が増えます。
そうなると自分のやりたいことができないなどのデメリットがあります。
3.入居者同士の仲が悪くなる可能性がある
もしもサボったり、掃除の時間がとても短かったりするとトラブルが起こります。
トラブルが起こると必然的に入居者同士の仲が悪くなります。
そうなるとシェアハウスに住み続けにくくなります。
それぞれの掃除のタイプごとにメリットやデメリットがありました。
ここで思うこととしては、、、
結局どのタイプを採用しているシェアハウスが一番おすすめなの?
ってことです。
そこで次にどのタイプのシェアハウスに住むことがオススメなのかをご紹介します。
シェアハウスの清掃はやっぱりプロが一番オススメ
プロの清掃業者に任せることが一番オススメです。
理由は下記の3つです。
- 自分の時間を取らなくて済む
- 住人同士の揉め事に繋がらない
- 普通の人だと落ちない汚れも落ちる
もしもシェアハウスに住む場合は清掃業者を雇ってるシェアハウスに住むことをオススメします。
まとめ
シェアハウス清掃はプロなので細かい汚れなども対応してくれるためキレイ好きには魅力的です。
ただシェアハウスはプロの清掃が担当しているケースがほとんどです。
もしも入居者同士での清掃のシェアハウスの場合はそれをやることのメリット・デメリットを考えた上で選ぶことをオススメします。