シェアハウスのほとんどが年齢制限があります。
ただし、20代限定などではなく最近では30代、40代まで入居可能なシェアハウスも増えています。
またシェアハウスによっては年齢制限がないシェアハウスもあります。
この記事ではシェアハウスと年齢制限について、年齢制限があるシェアハウスとないシェアハウスの特徴、そして年齢制限のないシェアハウスの探し方などをご紹介します。
・年齢制限ありなしのシェアハウスの特徴や確認方法を知りたい方
・年齢制限があるなしどちらのタイプが合うかも知っておきたい方
まず初めにシェアハウスに入れる基準やなぜ年齢制限は必要なのかについてご紹介します。
シェアハウスと年齢制限の関係性
まず始めに年齢制限の上限についてです。
シェアハウスと年齢制限
基本的にシェアハウスに入れる条件はシェアハウスごとに変わります。
ただ年齢は高くても40代までのところが多いです。
理由としては3つあります。
『シェアハウスは若者のもの』という考え方を持つシェアハウス管理会社の方がいます。
そのためまず初めから20代限定、30代限定などある一定の年代で設定しているためです。
世代間のトラブル
世代間が広いとトラブルが起こるのではないのか?と考える管理会社も多くいます。
そのため最初の基準としてできる限り同じ年代の人で集めようとする動きがあります。
健康的な側面
管理会社として一番怖いのが病気などの健康的な側面のトラブルです。
倒れている人がいる!となった場合に他の入居者にとって住み続けるのが不安になる可能性があります。
万が一病気が理由で亡くなる方などがいた場合はシェアハウスとして機能しなくなる可能性があります。
管理会社としてはそういった大きなリスクを取りたくないことがあるのが事実です。
上記3つの理由によりシェアハウスは年齢制限を行なってるところが比較的多いです。
ただシェアハウスによっては年齢制限がない場合もあります。
そこで年齢制限があるシェアハウスと年齢制限がないシェアハウスそれぞれの特徴についてご紹介します。
年齢制限ありなしのシェアハウスの特徴
ここでは年齢制限がある、年齢制限がないシェアハウスの特徴を9つに分けてご紹介します。
- 年齢制限
- 平均年齢
- 入居者の性格
- 契約期間
- 入居期間
- トラブル
- コンセプト
- 部屋の大きさ
- 審査
1.年齢制限
まず初めに年齢制限についてです。
ほとんどのシェアハウスでは年齢制限がかけられている場合が多いです。
年齢制限あり
年齢制限がある場合は主に40代までとしたところが多いです。
それ以外に学生限定、〇〇好き限定、女性限定など年齢以外の制限もかけられている場合があります。
年齢制限なし
年齢制限がないシェアハウスは稀だが実際にあります。
年齢制限がないのである程度歳をとっている方でも挑戦してみる価値はあります。
ただ入居できるかどうかは審査にかかってきます。
2.平均年齢
次に平均年齢についてです。
年齢制限あり
平均は25-30代の間が多いです。
20代の場合は新卒で家賃の節約をするための入居理由の方が多いです。
ただ30代でもシェアハウスに挑戦する方も増えています。
年齢制限なし
シェアハウスにもよりますが、メインは20代の方が多いです。
ただ30代、40代の方の入居率も高い印象です。
さらにそれ以上のご年齢の入居者がいるシェアハウスもあります。
3.入居者の性格
次に入居者の性格についてです。
年齢制限あり
コミュニケーションのしやすさは年齢制限なしに比べて比較的しやすい印象です。
若いということもありコミュニケーションを目的に入居される方が30代や40代の方と比べて多いからです。
もちろんシェアハウスの作りによってはコミュニケーションのしやすいさなども変わってきます。
年齢制限なし
全体的に落ち着いており、個人の時間を大切にしたい方が多い印象です。
30代、40代の入居者は仕事に集中しやすい環境を求める方が多いです。
そのためコミュニケーションは必要以上にせず、個の時間を大切にしています。
ただこちらもシェアハウスの作りによっては中身が変わってきます。
4.契約期間
次に契約期間についてです。
こちらは年齢制限ありもなしもあまり変わりません。
平均契約期間が3ヶ月-6ヶ月の方がどのシェアハウスも多い印象です。
5.入居期間
次に入居期間についてです。
年齢制限あり
年齢制限がある場合は大体11ヶ月くらいご入居される方が多い印象です。
年齢制限なし
年齢制限なしの場合はトラブルの数が年齢制限ありに比べて多いです。
そのせいで入居期間が年齢制限なしに比べて短いです。
ただトラブルに遭遇するかどうかによるところが大きいです。
6.トラブル
次にトラブルについてです。
年齢制限あり
年齢制限があれば安心!!
、、、と思うのは間違いです。
年齢制限がある場合でもトラブルは起こります。
- 騒音
- 嫌がらせ
- ドアの開け閉めなどハウスの利用方法
ただ上記のようなことが全て起こるわけではありません。
シェアハウスによってトラブルが全く起こらない場合もあります。
年齢制限なし
年齢制限ありのトラブルに加えて、入居者同士の考え方の違いがより一層顕著に現れます。
20代と40代の入居者同士がゴミの分別で喧嘩しているところをよく見ます。
年齢制限がない方が比較的トラブルが多い印象です。
7.コンセプト
次にシェアハウスのコンセプトです。
コンセプトの違いはあまり関係ないです。
実際コンセプトがあまりしっかりと作れていないシェアハウスも多いです。
8.部屋の大きさ
こちらも部屋の大きさにあまり違いはありません。
部屋の大きさは年齢制限ではなく、家賃によって変わってきます。
9.審査
最後に審査です。
基本、審査には保証会社の審査と入居者の人物審査の2つがあります。
年齢制限あり
ほとんどのシェアハウスで上記2つの審査があります。
年齢制限なし
年齢制限なしシェアハウスでは保証会社の審査はない場合がたまにあります。
ただ入居者の雰囲気などをチェックする人物審査はどこでも行われているはずです。
ここまでシェアハウスの年齢制限がある場合、ない場合の特徴を9つに分けてご紹介しました。
ただ特徴は分かったけど、どうやってシェアハウスに年齢制限があるかどうかを知ることができるのか?
そこで次に年齢制限がないシェアハウスをどうやって探すのかについてご紹介します。
年齢制限がないシェアハウスをどうやって見つける?
シェアハウスの年齢制限を確認する方法は2つあります。
- 管理会社に確認
- サイトで確認
1.管理会社に確認
気になるシェアハウスに問い合わせをして確認することが一番早くわかると思います。
すぐに年齢制限を知りたい!!
そんな方は電話で管理するのが一番手っ取り早く確認できます。
2.サイトで確認
シェアハウスのサイトに年齢制限が書かれている場合はほとんどないので正直期待はできません。
ただ電話やメールをする勇気がないからまずはサイトでチェックしたい、、、
という方は下記2つのポイントをチェックしてみて欲しいです。
タイトル
たまに「学生限定シェアハウス」や「20代限定」のようにタイトルに年齢制限が書かれていることがあります。
サイトの検索ボックスで調べてみる価値はあります。
シェアハウス説明文
20歳限定のシェアハウスで定期的にイベントを開催しています
のようにシェアハウスの紹介文、説明文に細かい年齢制限が書かれている場合があります。
もしも年齢制限を確認する場合は上記2つの方法のどちらかでチェックしましょう。
最後に年齢制限があるシェアハウス、年齢制限がないシェアハウスに入ることになったらどんな違いがあるのかについて紹介します。
ただ実際自分はどっちの方が向いているのだろうか?
上記のように気になる方もいます。
そこであらゆるシチュエーションに分けてどっちのシェアハウスが合うかどうかの参考例をご紹介します。
どっちのシェアハウスが向いている?【年齢制限ありなしタイプ別診断】
いくつか入居者からのご質問を元に回答をご紹介します。
そこでどちらのタイプのシェアハウスが向いているかの参考にしていただけたら幸いです。
質問① 優しさ
周りの入居者が優しい人であってほしい、、、
年齢制限がある方が会話のしやすさもありオススメです。もちろん制限がないのがよくないわけではないですが、考え方の違いで突っかかってくる方もたまにいらっしゃいます。
質問② 挨拶
挨拶しても返してくれないのは少し不安、、、
一概に年齢制限だけでは言えないです。審査があるかないか、賃料、コミュニティ型かなども考える必要があります。
質問③ トラブル
できる限りトラブルに巻き込まれたくないで生活したいです。
年齢制限がある方がいいです。年齢制限がないとコミュニケーションを取りにくい場合があります。トラブルはお互いを理解していない場合によく起こります。
質問④ イベントを開催したい
入居者とイベントを開催したいがどちらの方が問題なく開催できそうかな?
年齢制限では一概には言えません。シェアハウスの大きさ、特にコミュニティ型であるかどうかも大きなポイントです。
まとめ
ほとんどのシェアハウスに年齢制限を設けている理由としては健康面や世代ギャップなどがトラブルの原因になりうると考えるシェアハウス管理会社が多いからです。
また入居する際にシェアハウスの年齢制限がある・なしの物件で大きな特徴があるわけではないため、実際に掲載サイトで年齢制限の確認をする必要があります。