シェアハウスの騒音トラブルは回避できる?防音対策もご紹介

シェアハウスの防音設備はそこまで高くはないです。

ただ物件によっては防音対策がしっかり完備されている場合もあります。

この記事ではシェアハウスの防音対策、入居前に防音についてチェックするポイント、入居後の防音対策をご紹介します。

この記事がオススメな人
・シェアハウスでの防音対策事情を知りたい方
・騒音トラブルに巻き込まれないシェアハウスの選び方を知りたい方
・入居後に一人でできる防音対策を知り、騒音リスクを回避したい方
まず防音対策が高いところ、低いところそれぞれのシェアハウスの特徴についてご紹介します。
この記事を書いた人

日本と海外のシェアハウス・ルームシェア歴約5年、マネージャー歴2年でのYukiです。現在シェアハウス管理人をしながら自身の経験を通してシェアハウスについてのライター業を行っています。

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シェアハウスの防音対策事情

まず初めに防音対策の高いシェアハウスと低いシェアハウスの特徴をご紹介します。

防音対策が高いシェアハウスの特徴

まず初めに防音対策が高いシェアハウスの特徴を6つご紹介します。

  1. 家賃が平均よりも高い
  2. 音楽などの楽器の持ち込み可能
  3. 口コミで騒音トラブルがない
  4. コンクリート構造でできている
  5. ハウスルールが徹底されている
  6. 入居者の人数が少ない

1.家賃が平均よりも高い

シェアハウスの家賃平均は5~6万円です。

シェアハウスの家賃が平均よりも高いシェアハウスは防音対策がされている可能性があります。

そのため実際に騒音などが気になる方は少し高めの家賃のシェアハウスをチェックして内覧しましょう。

決してホームページの文章だけを見て信用しないようにしましょう。

文章に書かれていることと事実が異なる場合があります。

だからこそ実際はどうなのかを確認するために内覧することは大切です。

2.音楽などの楽器の持ち込み可能

シェアハウスの検索サイトなどに「楽器の持ち込み可」などと書かれている場合があります。

その場合は間違いなく防音対策がしっかりしている可能性が高いです。

理由としてはそのシェアハウスの住人は楽器を演奏することがイメージできます。

そのため、近所迷惑にならないように防音対策がなされているはずです。

ただシェアハウスによっては音楽家限定やシンガーの卵のみのように入居者が限定されている場合があります。

気になる方は管理会社に問い合わせをして確かめてみるといいでしょう。

3.口コミで騒音トラブルがない

騒音トラブルがないってことは防音対策がされている場合があります。

シェアハウスは共同生活なので物音などに関わるトラブルがよく起こります。

ただそう言ったトラブルもないということは防音対策がされている可能性が高いです。

特に築年数が長くて騒音クレームが少ないシェアハウスはかなり可能性が高いです。

もしくは下記の理由が挙げられます。

  • 入居者する方の質が高い
  • 気になってるけどあまり言わない

また事実を確認するためにはシェアハウスの管理会社にどんなトラブルが多いかチェックしてみるのもありです。

トラブルについてはこちらもチェック!

4.コンクリート構造でできている

次に建物の構造に関してです。騒音トラブルが少ないシェアハウスの構造は2つあります。

  • RC構造(鉄筋コンクリート)
  • SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)

上記2つの構造の場合は音が響きにくいため音漏れの心配もありません。

しかし、木造構造の場合は上記2つの構造と比べると割と響きます。

そのためRC構造化SRC構造の建物を選ぶことをオススメします。

ただ大声をあげたり、ボリュームをMAXにして音楽を聞いたりするとさすがに音漏れしてしまいますのでご注意ください。

5.ハウスルールが徹底されている

次にシェアハウス内のルールについてです。

シェアハウス内にはハウス内の秩序を保つためにハウスルールというものがあります。

このハウスルールの中に下記のようなルールを徹底している場合は静かなシェアハウスの可能性が高いです。

  • シャワーは深夜12時までの利用
  • 廊下で音楽などを流さない
  • 個室で歌を歌わない
  • テレビを見る場合はボリュームに気を付ける
特に騒音に関連しそうなことに対してケアされていることが大切です。

6.入居者の人数が少ない

最後に入居者の人数についてです。入居者の人数が少ない方が静かです。

入居者が多いと1人の声が小さくても合わせると結構大きな振動になります。

入居者の人数が少ないかどうかはシェアハウスに問い合わせをする前に最大入居人数を見るとチェックできます。

次に防音対策が低いシェアハウスの特徴についてご紹介します。

防音対策が低いシェアハウスの特徴

まず初めに防音対策が低いシェアハウスの特徴を5つご紹介します。

  1. 家賃が平均よりも低い
  2. 完全な個室ではない
  3. 審査なしで入居可能
  4. 築年数が10年以上
  5. 入居者が多い

1.家賃が平均よりも低い

シェアハウスの家賃平均である5~6万円以下の場合は気をつけたほうがいいです。

もしかしたら訳あり物件の可能性もあります。

家賃が安いため防音対策に対してお金を使ってる可能性は低いです。

もしも内覧をされるならどうして家賃が安いのかの理由を聞いてみてほしいです。

2.完全な個室ではない

基本的に完全プライベートな個室を選んだほうがいいです。

シェアハウスによっては個室の部屋タイプがいくつかに分かれます。

完全プライベート個室
完全に一人用の部屋で隙間や空間がないタイプの個室です。一般的にイメージされる個室のタイプはこちらです。

半個室
半個室とは個室のドアの下や天井に空間があるタイプの個室です。そのため音漏れや部屋の声が聞こえやすいです。

ドミトリー
二段ベッドになっていて一つの個室に複数人が居住するゲストハウスでよく見かけるタイプの部屋です。

それぞれに特徴がありますが半個室の場合もドミトリーの場合も音漏れなどが起こります。

そのため防音対策という面から見ると低い印象があります。

3.審査なしで入居可能

審査なしで入居できるシェアハウスがあります。

そのパターンのシェアハウスは入居者の質が低い可能性が高いこともあります。

そのため音漏れなどのトラブルが起こったりするのでシェアハウス全体としての防音対策が低いです。

4.築年数が10年以上経ってる

築年数が結構経ってるシェアハウスは老朽化によって防音設備が低くなってる可能性があります。

ただ管理人が工事の手配などをしてくれそうな方であれば問題ないです。

5.入居者が多い

最後に入居者の人数についてです。

シェアハウスの人数は少ないほうが静かなのは間違い無いです。

シェアハウスの入居できる人数はハウスによって異なっています。

小規模シェアハウス・・・10人以下

中規模シェアハウス・・・10人以上20人以下

大規模シェアハウス・・・20人以上~50人以下

超大型シェアハウス・・・50人以下

もちろん超大型シェアハウスなどでも防音対策はしっかり対策されているとは思います。

ただ人数が多いとそれだけ音の大きさは大きくなるので注意が必要です。

今後シェアハウスを検討するにあたって防音対策がされてる、されていないシェアハウスの特徴は把握できたと思います。

ただ魅力的なシェアハウスを見つけたとしても、上記だけの情報では判断できない方もいるはずです。

そこで次に騒音被害に遭わないシェアハウスを確認する方法をご紹介します。

シェアハウスでの騒音被害を回避するチェックポイント

騒音被害を回避する3つの確認方法があるのでご紹介します。

  1. 管理人に確認
  2. SNSで確認
  3. 自分の目で確認

1.管理人に確認

まずは理想のシェアハウスを見つけたら管理人に防音対策について確認してみましょう。

実際の声
実際の声

早ければ〇日までに入居を希望しています。ただ防音対策が気になっています。個室の防音対策や騒音トラブルについて教えて頂きたいです?

上記のようにきちんとメールで聞いておくことが大切です。

この回答に対して返事が遅かったり、トラブルは聞いたことがありませんなどの回答は個人的にはちょっと怖いです。

理由としてはシェアハウスって共同生活でライフスタイルはバラバラなので一定のストレスがかかります。

それなのにトラブルが起こらないことはほとんどないと思っています

だからこそ少し信用できるシェアハウスの管理人は下記のような回答をする方です。

管理人の声
管理人の声

朝のアラームの音漏れのトラブルは過去にありました。それから当人にアラームは問題ないが音を下げて頂くことをお願いしました。それからは大きなトラブルはありません。

もちろん新築であったりする場合は本当にトラブルがない可能性もあります。

2.SNSで確認

次にSNSで確認する方法です。特に口コミサイトで確認する方法が一番効果的だと思っています。

またオススメしないSNSもあるのでご紹介します。

口コミサイトを推す理由

本音であること
投稿者が匿名なのでリアルなそのシェアハウスに対する声を上げてくれます。

量が多い
口コミサイトに載ってるシェアハウスの情報はとても多いです。

投稿したら意外と回答がある
量が多かったとしても情報がない場合は投稿して知ってる人から情報を教えてもらうことができます。これはtwitterでもできますが口コミサイトの場合は返答率が高いのがいいポイントです。

オススメしないSNS

インスタ
インスタに載ってるシェアハウスの写真だけでは騒音被害があるかどうかの判断ができないためです。

twitter
twitterは匿名で口コミサイトと似ている部分はありますが投稿してもフォロワーがいないとあまり回答がないところが悩みです。

3.自分の目で確認

管理人とSNSで確認した後には実際に自分の目で見て確認しましょう。

つまり内覧は必ずしましょう。

内覧をすることでリアルなシェアハウスの防音対策を見ることができます。

そこでチェックするべきポイントを2つご紹介します。

  • 個室
  • 共有スペースとの距離

個室

まずは個室内を確認しましょう。

実際に壁を叩いたり、アラームを鳴らしたらどのくらい音が響くのかなどあらゆることを実験してみましょう。

共有スペースとの距離

共有スペースとの距離はとても大切です。

例えば部屋からリビングまでの距離が近かったらリビングで談笑する声が響くことは予想がつきます。

そのように共有で使うものと自分の個室の距離はどのくらい離れているかを確認しましょう。

ここまでくれば騒音のトラブルの大部分を回避できたと言っても過言ではありません。

ただどんなに対策したとしても入居後に騒音が不安という方もいらっしゃると思います。

その場合に個人でもできるシェアハウスの防音対策をご紹介します。

一人でできるシェアハウスの防音対策

防音対策としては3つあるのでご紹介します。

  1. 防音材
  2. 耳栓
  3. 部屋を変える

1.防音材

入居後に音漏れがする場合は防音材を使いましょう。

防音材の詳しい説明はこちらに記載してあります。
→防音材について

百均でも売ってますが、2,000円~3,000円でも丈夫なものは購入できます。

あとは部屋の大きさによって貼る量が変わってきますのでその点は注意しましょう。

2.耳栓

防音材を購入してもそれでも音がする場合は耳栓を購入するのも一つの手です。

ただ耳栓は人によって苦手な人もいるので防音材ではカバーできなかったらで大丈夫です。

3.部屋を変える

最後の手として部屋移動も考えておきましょう。

部屋を移動することで音のトラブルを回避できる可能性があります。

個人的には部屋移動するまで騒音に悩む場合は引っ越したほうがいいと思います。

ただ急には引っ越すことが難しい方が多いと思うため引っ越しまでの手段としてご紹介しました。

まとめ

防音が気になる方であれば使ってるコンクリートの種類を聞いておきましょう。

ただ入居後も音が気になる場合は個人での対策も検討しておこう。

それでも厳しい場合は引っ越しも1つの検討要素として考えておく必要がある。

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