コロナ禍においてシェアハウスに住むならきちんと入り口に感染防止対策などの対策が取られていないリスクが高いです。
賃貸だと共有部分がシェアハウスと比べて圧倒的に少ないため、一定の対策が行われていないと感染する可能性もあります。
また入居者の自己管理能力も関係するのであまりにも審査が雑なシェアハウスであったりすることもリスクです。
この記事ではシェアハウスにおけるコロナ対策のポイント、対処方法、さらにコロナ禍でシェアハウスを選ぶメリット・デメリットをご紹介します。
・入居前と入居後のコロナ対策のチェックポイントを把握したい方
・シェアハウスでコロナになった場合の対処法を理解しておきたい方
・コロナ禍においてシェアハウスに入るメリットデメリットを把握したい方
シェアハウスのコロナ対策チェックポイント
ここでは入居前と入居後に分けてチェックポイントをご紹介します。
入居前
まず初めに入居前についてです。
- 検索サイト編 ①コロナ対策情報
- 検索サイト編 ②シェアハウスの部屋の種類
- 検索サイト編 ③窓の有無
- 内覧編 ①各フロアのコロナ対策チェック
- 内覧編 ②ハウスルールの確認
- 内覧編 ③マスク使用状況
- 内覧編 ④清掃頻度
- 内覧編 ⑤入居人数
検索サイト編 ①コロナ対策情報
まずは検索サイトでコロナ対策の情報をチェックしてみましょう。
特にコロナ対策をしている写真があれば大きなポイントです。
検索サイト編 ②シェアハウスの部屋の種類
選んでも大丈夫なシェアハウスと選んではいけないシェアハウスに分けてご紹介します。
シェアハウスの種類
◎ 完全プライベート・・・空間が密閉されている。
△ 半個室・・・部屋の上部、下部が密閉されておらず、共有スペースとつながってる。
× ドミトリー・・・他の入居者と同じ空間で生活をする。ルームシェアに近い形。
まず初めに選ぶなら完全プライベート型のシェアハウスを選びましょう。
完全プライベートは自分がコロナ対策をしっかり行えていれば大きな影響はありません。
次に半個室やドミトリーですが他の入居者の影響も関わってくるのでオススメしません。
特にドミトリーは他入居者との生活距離感も近いので一番オススメできません。
検索サイト編 ③窓の有無
次に窓があるかどうかもチェックしておきましょう。
換気ができず密閉された環境下はあまり良くありません。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解(令和2年3月9日及び3月19日公表)では、集団感染が確認された場所で共通する次の3条件が示されています。
①換気の悪い密閉空間であった
②多くの人が密集していた
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた
→環境省 ZEB PORTALより
次に内覧編です。
内覧編 ①各フロアのコロナ対策
まず初めにフロアごとのコロナ対策は万全かどうかチェックしましょう。
- 消毒液はあるか
- 窓の換気状態
- 部屋と部屋との距離
フロアの対策が万全でないと入居した後に困るのは自分自身です。
内覧編 ②ハウスルールの確認
次にハウスルールの確認です。
ハウスルールとはシェアハウスでの生活において全ての入居者が遵守すべきルールを言います。
ハウスルールの中でコロナ対策に関連するルールはあるかどうか確認しましょう。
もしも記載がない場合は内覧同行者にルールはあるかどうか確認しましょう。
場合によっては入居者にメールで通達している可能性もあります。
内覧編 ③マスク使用状況
次にマスクの使用状況についてです。
実際に入居者がマスクをして生活をしているかどうかを確認しましょう。
時間帯によってはあまり入居者に会えないこともあるかもしれません。
ただリアルな生活状況を見るチャンスです。
内覧編 ④清掃頻度
次に清掃頻度についてです。
これは検索サイトにも載っていますが内覧では清掃の細かい部分まで聞いてみましょう。
タオルはきちんと変えるのか?どこを清掃するのか?など
清掃が不十分だとシェアハウス内の環境悪化にもつながります。
内覧編 ⑤入居人数
最後に入居率です。
実際の入居人数を知ることでどのくらいの人がいるかどうかある程度把握できます。
その理由としては入居率が高いほど感染の可能性は高まります。
そのため何個か内覧した後にコロナのリスクを回避するための比較材料になります。
だからこそ入居している人数をチェックしておきましょう。
次に入居後についてのチェックポイントをご紹介します。
入居後
入居後は3つのポイントをチェックしましょう。
- 入居後 ①マスクの実際の使用率
- 入居後 ②リビングの利用率
- 入居後 ③コロナになった後のフロー
入居後 ①マスクの実際の使用率
先ほどもマスクについてお話をしました。
今回は入居後にマスクをつけてる人がどのくらいいるかをリアルに確認しましょう。
ただチェックしたところでどうなるの?
と思う方もいらっしゃると思います。
ただその状況を把握した上で管理人に伝えることが大切です。
管理人に伝えることで館内でもマスクをきちんとつけるようになどのハウスルールの作成につながるかもしれません。
入居後 ②リビングの利用率
こちらも同様にリビングはどのくらい利用者がいるか確認しましょう。
リビングの利用者が多い場合は利用を考えたほうがいいでしょう。
ただリビングでの感染対策がしっかりされているなら使ってもいいと思います。
利用するかどうかは状況によって考えましょう。
一番最悪な状況は感染対策がされず、マスクをつけず、そしてリビングの使用率が高いことです。
入居後 ③コロナになった後のフロー
最後にコロナになった場合のフローについてです。
コロナになった場合にどう対応するべきかが明確化されているかどうかチェックしましょう。
もしもされていないなら管理会社に伝えましょう。
ここの対応が明確にされていないとクラスターが蔓延するリスクがあります。
ここまで入居前と入居後のシェアハウスのコロナ対策チェックポイントについてご紹介しました。
ただもしコロナになったらどうすればいいの?
コロナになったら他の入居者に差別されそうで怖い。
という声があると思います。
そこで次にもしコロナかもしれない、もしくはコロナになった場合の流れをご紹介します。
シェアハウスでコロナの可能性がある場合の対処法
まず初めに「コロナかもしれない、、、」と思った場合の流れについてご紹介します。
コロナの可能性がある場合
流れとしてはこちらです。
- 管理会社に連絡する
- 病院へ向かう
- 結果を連絡する
1.管理会社に連絡する
まず初めに管理会社に連絡しましょう。
管理会社に伝える理由としてはもしコロナであった場合に備えて準備をしておく必要があります。
そのため一言でもいいので管理会社に連絡しましょう。
2.病院へ向かう
次に病院に向かって検査しましょう。
3.結果を連絡する
コロナの結果が出たら再度管理会社に連絡しましょう。
次にもしもコロナになってしまった場合の対応をご紹介します。
コロナになった場合
コロナになった場合はこちらの流れはこちらです。
- 病院に入院できるかどうか打診
- 発症日から10日と症状軽快72時間後
1.病院に入院できるかどうか打診
まず初めに病院に入院することができるかどうかを打診しましょう。
その理由としてはコロナでシェアハウスに入居することはクラスターのリスクがあります。
そのため蔓延防止を行うためにできるかぎり病院での入院が理想です。
2.発症日から10日と症状軽快72時間後
つまり陽性後外出OKになるまでの期間です。
この期間を超えたら退院もしているはずなのでシェアハウスに連絡しましょう。
このコロナの可能性~コロナになった後の流れを明確にしておくと二次感染のリスクを最大限抑制できます。
ただここまでしてコロナ禍にシェアハウスを選ぶ理由ってあるの?
と思う方もいらっしゃると思います。
ただコロナ禍だからこそシェアハウスを選ぶメリットもあるのでご紹介します。
またシェアハウスに住むデメリットもご紹介します。
コロナ禍においてシェアハウスを選ぶメリット・デメリット
まず初めにシェアハウスを選ぶメリットをご紹介します。
メリット
コロナ禍にシェアハウスに住むメリットを4つご紹介します。
- 入居しやすい
- 一般料金よりも家賃が安い
- 外で外食する機会も減り、お金が貯まる
- 一人一人との関わりがより大切になる
1.入居しやすい
まず初めに入居のしやすさです。
コロナ禍でシェアハウス側も入居者が減ってしまっている可能性が多いです。
そのため入居する際の条件が低くなってる場合があります。
2.一般料金よりも家賃が安い
次に家賃です。
こちらも上記同様にコロナ禍前と比べて家賃が低くなってる場合があります。
3.外で外食する機会も減り、お金が貯まる
シェアハウスでの生活支出は同じ家賃の賃貸よりも安く抑えられる場合が多いです。
その上コロナ禍で外出する機会も抑えられているのでお金を貯めることが比較的可能です。
4.一人一人との関わりがより一層大切なものになる
最後に入居者同士のつながりです。
コロナ禍において仕事やプライベートどちらも人との関わりがかなり減ったと思います。
ただ人間は群れで生きてきました。
だからこそ人との関わりはどこかで必要になります。
そんな時にシェアハウスだと他の入居者と気軽に関わることができます。
上記のようにこんな時代でもシェアハウスを選ぶメリットは多々あります。
次にデメリットについても一応ご紹介します。
デメリット
コロナ禍におけるシェアハウスを選ぶデメリットは3つです。
- クラスターが起こるリスクがある
- 入居者同士の警戒心が高まる
- イベントの数が減る
1.クラスターが起こるリスクがある
まずなんと言ってもクラスターのリスクです。
シェアハウスは共同生活です。
そのため賃貸などの1人暮らしと比べてコロナクラスターが起こる可能性は比較的多いです。
2.入居者同士の警戒心が高まる
次に入居者同士の警戒心や不安についてです。
メリットでご説明したような一人一人のつながりを大切にしたいと思う方もいます。
ただ交流することでコロナになる可能性もある、、、
と入居者同士の交流に対してネガティブに捉える方もいらっしゃいます。
3.イベントの数が減る
最後にイベントについてです。
世の中の流れと同様にイベントを行ってる場合はそれが減らされたり、停止される可能性もあります。
イベントが原因となってクラスターが起こっては元も子もありません。
正直、コロナ禍においてシェアハウスのイメージはあまりよくありません。
ただ全ては自分の準備次第です。
自分でどれだけ対策されたシェアハウスを見つけ、自分自身を守ることができるのかはとても大切です。
それ以外のシェアハウスに住んだ時に起こるメリット・デメリットはこちら!
まとめ
シェアハウスの内覧などで対策を把握し、入居後に徹底した対策で最大限コロナを予防できます。
もしコロナにかかった場合は一言管理会社に伝えることを意識しましょう。
言わない場合はクラスターが起こる可能性も考えられます。
コロナ禍でもシェアハウス生活を充実できるかどうかは自分次第です。