シェアハウス運営管理をしていると自分の物件が果たして、うまくいってるのか?等わからない場合があります。
特にシェアハウス管理を業者に委託している場合はなおさらわからない状態かと思います。
例えばシェアハウス管理業者が「まわりに安いシェアハウスが増えてしまい、本物件の稼働率が下がってしまっております。」と、報告が来た際に、何も知らない場合は、これを鵜呑みにしてしまうことになります。
私達は、シェアハウス事業をされている皆さんに更に良いシェアハウス運営をしていただければと思い、Livmo独自で収集しているシェアハウスのマーケットデータ簡易版を公開いたします。
公開するデータを東京都にある50駅限定でまずは公開いたします。
データのあるページ、検索の仕方、データの見方、考え方は下記にて記載いたします。
もし最寄り駅のデータが無い場合、お手数ですが弊社に直接お問い合わせください。データがあればお送りいたします。
マーケットデータは面積毎の賃料分布と稼働率の分布を表しています。
ご自身のシェアハウスが、どの辺りに位置しているか、是非ご確認ください。
1.マーケットデータの探し方
マーケットデータ一覧は、こちらにまとめています。
タイトルに最寄り駅名をいれておりますので、タイトルからお選びください。
最寄り駅から半径1kmのエリアにあるシェアハウスのデータを表してます
1kmは駅徒歩12分ほどの距離になります。(80m毎に徒歩1分という計算をしております)
2.マーケットデータの見方
マーケットデータの記事には下記のような分布図が載ってます。分布図画像に説明を記載します。
満室、空室、空室予定も点の色で分けれてます。
例えば10㎡の物件は50K〜70K前後まで物件があります。満室と空室予定しか無いので、非常に埋まりやすい、人気の広さであることがわかります。
上記の分布図は、明大前駅から半径1km圏内にあるシェアハウスのデータとなります。
また広さと価格が重なるお部屋も多いので、実際に見えている点よりも多くの物件数を収集していることがあります。
実際に上記の分布図にはドミトリーのお部屋も含めて120室のお部屋のデータがあります。また稼働率は90%と稼働率が高く人気のエリアです。
部屋数と稼働率についてはテキストにて記事に記載がありますので、確認ください。
3.マーケットデータの見方
マーケットデータの見方が分かれば、次はその数字から何が考えれるか、になります。
物件毎の個別性があるため、一概には言えませんが、過去に多かった事象に対してのオーソドックスな考え方を3つご紹介します。
①自分の物件がまわりの価格より低いのに空室である。
競合の物件の定性要件を確認します。例えば、競合物件の掲載サイトを確認し、お部屋のきれいさ、設備、諸条件、コンセプト等を確認してください。
定量的には、同じ広さだと同じ価格で満室になることにはなるのですが、上記のような定性的な部分で埋まらないことが考えられます。
②自分の物件がまわりの価格と同じぐらいなのに、稼働率が下回っている
稼働率が10−15%以上下回っている場合は一時的なものではなさそうです。稼働率を上げるために上記のように定性要件を確認していき、競合とのギャップを考えていきましょう。
③自分の物件が広いのに、埋まっていない
分布図の傾向より、広い場合は賃料が上がると考えれますが、10㎡前後をピークとして右肩上がりの賃料曲線がなだらかになっていきます。ですので、広いからといって高い賃料になるわけではありません。もしかしたら賃料が高い可能性があります。
いかがでしたでしょうか?
Livmoでは、シェアする暮らしが、豊かな暮らしの一つだと考え、皆さんのシェアライフが良いものになっていくことを願ってます。
もっと詳しく、シェアハウスの分析をしてほしい方はシェアハウスコンサルプランもご用意しておりますので、是非お問い合わせください。